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2013年07月09日 ニュースリリース

新しいコンセプトのクルーザーモデル「CTX700N」「CTX700」を発売

 Hondaは、「快適技術の体感」を開発コンセプトに掲げた新型のクルーザーモデル「CTX700N」「CTX700」の2モデルをラインアップに設定し、ネイキッドモデルのCTX700Nを、7月11日(木)に、カウリング装着モデルのCTX700を、8月6日(火)に発売します。

CTX700N デュアル・クラッチ・トランスミッション

CTX700N デュアル・クラッチ・トランスミッション

 この新たなコンセプトのクルーザーモデルであるCTXシリーズは、より多くの方に“楽に、快適に、爽快に”乗っていただきたいとの想いから、スタイリングはもとより、車体やエンジンなどのあらゆる領域で、優れた快適性を実現するための技術を追求しています。
 スタイリングは両モデルともに、力強い「水平基調デザイン」を採用。「おおらかで力強い面構成」と「機能的に独立した部品構成」をキーワードに、フレーム構成からシートやマフラーに至るまで、機能美を融合させた水平基調のプロポーションとしています。
 車体は、新設計のリアサブフレームを採用することで、足着き性に優れ、安心感のある720mmの低シート高を実現しています。また、ライディングポジションは、さまざまな体格のライダーが親しめるように自由度の高い設定とし、市街地走行から長距離ツーリングまで幅広い用途で快適な走行を楽しめるものとしています。
 エンジンは、常用する低・中回転域の力強さと、38.0km/L(60km/h定地走行テスト値)という優れた燃費性能を両立した水冷・直列2気筒700ccを搭載。不快な振動を抑えた心地よい鼓動感が、ライディングの楽しさと快適性を高めています。なお、両モデルともにマニュアルトランスミッション搭載タイプと、制御プログラムの熟成を図ったデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)搭載タイプを設定し、幅広いユーザーの好みに応えられるものとしています。

CTX700 デュアル・クラッチ・トランスミッション

CTX700 デュアル・クラッチ・トランスミッション

販売計画台数(国内・年間)

シリーズ合計             500台

メーカー希望小売価格

CTX700N

745,500円(消費税抜き本体価格 710,000円)

CTX700N デュアル・クラッチ・トランスミッション

808,500円(消費税抜き本体価格 770,000円)

CTX700

836,850円(消費税抜き本体価格 797,000円)

CTX700 デュアル・クラッチ・トランスミッション

899,850円(消費税抜き本体価格 857,000円)

  • 価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません

CTXシリーズの主な特長

デザイン

CTXシリーズの力強い水平基調のデザインは、新たなクルーザーモデルに相応しいおおらかで力強いイメージとしています。また、フロント回りに塊感を持たせたフロントマッシブフォルムによって、精悍さに満ちたものとしています。アンダーカウルは、エンジン回りの形状にマッチしながら、低重心フォルムをさらに強調させる機能的なデザインとしています。

CTX700Nは、V字型のマルチリフレクターヘッドライトを採用。ヘッドライトを挟み込むカウルや、メーターバイザーなどによって、個性的なフロントフェイスとしています。
CTX700は、ダイナミックな形状の大型カウルを装着。走行時にライダーへのウインドプロテクション効果を発揮するとともに、個性的でスタイリッシュなフォルムとしています。
カラーバリエーションは、CTX700Nには、マットガンパウダーブラックメタリックとパールフェイドレスホワイトの2色を、CTX700には、キャンディーアリザリンレッドとパールフェイドレスホワイトの2色を設定しています。

車体・足回り

メインフレームは、ニューミッドコンセプトシリーズと共用しながら、新設計のリアサブフレームの採用によってCTXシリーズの特徴である低く構えた水平基調のフォルムを実現しています。シート高を720mmに抑えることで安心感のある足着き性と取り回しやすさも実現しています。
サスペンションは、フロントにインナーチューブ径41mmのテレスコピックタイプを、リアにはプロリンクを採用することで、路面追従性に優れた仕様としています。
燃料タンクのシェルター内には、小物などを収納できるスペースを設け、使い勝手に配慮した設計としています。

エンジン

ニューミッドコンセプトシリーズで好評の水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒700ccを搭載。
より快適なクルージングを目指し、エアクリーナーの吸気ダクトの仕様変更やマフラーのテールパイプの大径化、ECUのセッティング変更などによって、低・中速域でよりトルクフルな特性を実現しています。
トランスミッションは、両モデルともに6速のマニュアルトランスミッションと、Hondaが二輪車用として独自に開発した有段式自動変速機のデュアル・クラッチ・トランスミッションの2タイプを設定。CTXシリーズに採用したDCTは、エンジンの小気味良い鼓動感をより得られるように、ATモード時のシフトタイミングを専用設定としています。
また、低フリクション技術を多岐にわたって採用することで、38.0km/L(60km/h定地走行テスト値)という優れた燃費性能によって、より長い航続距離を実現しました。

主な装備

  • ブレーキのかけ過ぎによるタイヤのロックを回避するABSを、CTX700N、CTX700に標準装備
  • 時間や積算距離・区間距離(ツイントリップ)の表示が可能な視認性に優れたフル液晶タイプのコンビネーションメーター
  • LEDを採用し、コンパクトで個性的なデザインのテールランプ

主要諸元

通称名 CTX700N
CTX700
車名・型式 ホンダ・EBL-RC68 ホンダ・EBL-RC69
全長×全幅×全高(mm) 2,255×855【840】×1,155 2,255×855【840】×1,165
軸距(mm) 1,530
最低地上高(mm) 130
シート高(mm) 720
車両重量(kg) 219【227】 226【234】
乗車定員(人) 2
燃料消費率(km/L) 38.0(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m) 3.0
エンジン型式・種類 RC68E・水冷 4ストローク OHC 4バルブ 直列2気筒
総排気量(cm3 669
内径×行程(mm) 73.0×80.0
圧縮比 10.7
最高出力(kW[PS]/rpm) 35[48]/6,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 60[6.1]/4,750
燃料供給装置形式 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 12
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式
常時噛合式6段リターン【電子式6段変速(DCT)】
変速比 1 速 2.812【2.666】
2 速 1.894【1.904】
3 速 1.454
4 速 1.200
5 速 1.033
6 速 0.837
減速比(1次/2次) 1.731/2.687【1.921/2.437】
キャスター角(度)/トレール量(mm) 27°40´/114
タイヤ 120/70ZR17M/C(58W)
160/60ZR17M/C(69W)
ブレーキ形式 油圧式ディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式

スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式 ダイヤモンド

【 】内は、デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)仕様

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