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2010年08月06日 ニュースリリース

ホンダソルテック、最大出力130Wと120Wの住宅用太陽電池モジュール、定格容量5.5kWのパワーコンディショナを発売

 Hondaの子会社で、太陽電池の製造・販売を手がける(株)ホンダソルテック(本社:熊本県菊池郡 社長:数佐 明男)は、最大出力130Wと120Wの住宅用太陽電池モジュールと定格容量5.5kWのパワーコンディショナを本日、発売します。

 最大出力130Wの住宅用太陽電池モジュールは、生産技術の進化により発電層の品質を向上させ、国内で市販されているCIGS系太陽電池の変換効率としては最高値の11.6%※1を達成しています。また、お客様の幅広いニーズに応えるため、最大出力120Wの住宅用太陽電池モジュールや定格容量5.5kWの大容量なパワーコンディショナを新たに追加し、商品ラインアップを拡充しました。

 ホンダソルテックの太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池です。2007年から住宅用の太陽電池モジュールの生産・販売を、2008年から公共・産業用の太陽電池モジュールの生産・販売を開始しました。これまでに住宅用の太陽電池モジュールは最大出力125Wと115Wの2種類を、パワーコンディショナは定格容量4.0kWの1種類を販売していますが、今後も新商品とあわせて販売していきます。
 住宅用の太陽電池モジュールは、住宅メーカーや工務店などを介して販売し、現在までに約2,250軒のお宅へ設置。また、公共・産業用の太陽電池モジュールは、阪神甲子園球場や物流センターの倉庫、病院など、現在までに約120件の建物へ設置しました。今後は、高まる需要を背景に海外での事業展開も推進していきます。

新製品・仕様

型名 住宅用太陽電池モジュール
HEM120PCA HEM130PCA
セルの種類 CIGS
公称最大出力(W) 120※2 130※2
外形寸法(mm)幅×奥行き×高さ 1,417×791×37
変換効率(%) 10.7%※2 11.6%※2
質量(kg) 14.3
希望小売価格(税抜き価格) 54,495円(51,900円) 62,790円(59,800円)
型名 パワーコンディショナ
HEP055S
定格容量 AC(kW) 5.5
外形寸法(mm)幅×奥行き×高さ 580×162×280
質量(kg) 18.5
希望小売価格(税抜き価格) 346,500円(330,000円)
  • ※1Honda調べ
  • ※2数値はAM1.5、日射強度1kW/m2、モジュール温度25℃でのHonda計測値です。実使用時の出力は、日射強度、設置条件(方位、角度、周辺環境)、地域および温度条件により異なります。

(株)ホンダソルテック概要

設立

2006年12月1日

本社所在地

熊本県菊池郡大津町大字平川2042番地
(本田技研工業株式会社 熊本製作所敷地内)

営業拠点所在地

埼玉県和光市/大阪府大阪市/熊本県菊池郡大津町

資本金

40億円

出資形態

本田技研工業株式会社 100%出資

代表者

社長 数佐 明男(かずさ あきお)

従業員数

約180人

生産能力

約27.5メガワット/年(3kWシステムで約9,000軒分)