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2010年04月13日 ニュースリリース

大型クルーザーモデル「VT1300CR」「VT1300CS」を新発売

 Hondaは、ロー&ロングフォルムを強調した車体に、鼓動感あふれる水冷・4ストローク・V型2気筒1,300ccエンジンを搭載した大型クルーザーモデル「VT1300CR」4月28日(水)に、「VT1300CS」5月18日(火)にそれぞれ発売する。

VT1300CR

VT1300CR

 VT1300CRとVT1300CSは、新設計のフレームと鼓動感あふれる美しい造形のV型2気筒エンジンを共用しながら、ホイールサイズやハンドルバー、フェンダーなどをそれぞれ専用設計とすることで、タイプの異なる個性的なスタイリングを実現している。それぞれ、前・後輪連動ブレーキシステムにABSを組み合わせた、コンバインドABSをタイプ設定している。
 VT1300CRのデザインは、重厚でレトロなイメージでまとめている。フレームは、ステアリングヘッド部を低く設計し、地を這うようなロー&ロングの特徴的なスタイリングを実現。また、フロントに17インチ、リアに15インチの幅広いタイヤと、タイヤを覆うような深い前・後フェンダーを装備することで、重厚でレトロな雰囲気を醸し出している。さらに、流麗で伸びやかなフューエルタンクや、逞しい造形のエンジン、デュアルマフラーなどにより存在感を際立たせている。
 VT1300CSのデザインは、スポーティーでストリートテイストあふれるイメージでまとめている。フロントは大径の21インチ、リアには15インチのタイヤを装着。前・後フェンダーは軽快なナロータイプを採用しスポーティーな外観としている。
 エンジンは、VT1300CR、VT1300CSともに、力強く鼓動感あふれる水冷・4ストローク・V型2気筒1,300ccを搭載。電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)の採用などにより、上質な走りを実現している。また、エンジンの外観はVT1300CRはブラックを、VT1300CSはシルバーを基調に、それぞれシリンダーヘッドカバーにクロームメッキを施し、逞しさと造形の美しさを際立たせている。
 1,300ccクラスのクルーザーモデルは、昨年11月に発売したハイネッククルーザーのVT1300CXを含め合計3車種のラインアップによって、幅広いユーザーの嗜好に応えられるものとしている。

  • PGM-FI(Programmed Fuel Injection System)は、Hondaの登録商標です
VT1300CS

VT1300CS

販売計画台数(国内・年間)

各250台

メーカー希望小売価格

VT1300CR

1,249,500円(消費税抜き本体価格 1,190,000円)

VT1300CR<ABS>

1,323,000円(消費税抜き本体価格 1,260,000円)

VT1300CS

1,249,500円(消費税抜き本体価格 1,190,000円)

VT1300CS<ABS>

1,323,000円(消費税抜き本体価格 1,260,000円)

  • 価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。

VT1300CRの主な特長

重厚でレトロな雰囲気の堂々としたスタイリング

新開発のフレームは、ステアリングヘッド部を低く設計し、フロント方向に低く長くラウンドさせたグースネック形状とすることで、ロー&ロングを強調したレトロな雰囲気の堂々としたスタイリングを実現している。タイヤは、フロントに17インチ、リアに15インチの幅広いサイズを採用し、タイヤを覆うような深い前・後フェンダーを装備している。また、流麗で伸びやかなデザインのフューエルタンクや、ブラックでまとめた逞しいV型2気筒エンジン、デュアルマフラーなどにより存在感を際立たせている。

市街地から長距離走行まで快適で操縦安定性に優れた車体構成

剛性バランスの最適化を追求したフレームの採用に加え、駆動方式はメンテナンスフリーのシャフトドライブを採用。スイングアームとファイナルギアを別体としたHonda独自技術のフローティング・ファイナルギアを採用することで、優れた操縦安定性を実現している。専用のワイドハンドルや座り心地に優れた幅広いシートなどにより、長距離走行でも快適な走りが楽しめるライディングポジションとしている。また、680mmの低いシート高によって、優れた足着き性を実現。取り回し性も考慮した車体構成としている。

力強いトルク感と美しい造形のV型2気筒エンジン(VT1300CSと共通)

エンジンは、VT1300CXに搭載されて好評を得ている水冷・4ストローク・V型2気筒1,312cm3を搭載。大排気量のVツインエンジンならではの力強く鼓動感あふれる出力特性としている。また、PGM-FIの採用などで、上質な走りを実現している。心地よいパルス感を奏でるクロームメッキ仕上げの迫力あるデュアルマフラー内には、それぞれ触媒装置(キャタライザー)を装備することで、排出ガスのクリーン化を図っている。

VT1300CSの主な特長

スポーティーでストリートテイストあふれるスタイリング

VT1300CRと同様のグースネックフレームを採用し、タイヤは、フロントに21インチの大径サイズを、リアには15インチサイズを採用することで、伸びやかでスポーティーなスタイリングを実現している。前・後フェンダーは軽快なナロータイプを採用。専用のスポーティーなハンドルの採用などで、市街地からワインディングまで軽快な走行が楽しめるライディングポジションとしている。また、VT1300CRと同様、駆動方式にシャフトドライブを採用。フローティング・ファイナルギアの採用などにより、操縦安定性に優れた車体構成としている。

車体色

VT1300CR(ABSタイプを含む)は、キャンディーグレイスフルレッドとグラファイトブラックの2色を設定。
VT1300CS(ABSタイプを含む)は、キャンディーグローリーレッドとグラファイトブラックの2色を設定。

主要諸元

通称名 VT1300CR VT1300CS
車名・型式 ホンダ・EBL-SC66 ホンダ・EBL-SC67
全長×全幅×全高(m) 2.650×0.970×1.085 2.580×0.820×1.100
軸距(m)
1.785
最低地上高(m) 0.130
シート高(m) 0.680 0.684
車両重量(kg) 309【315】 304【310】
乗車定員(人) 2
最小回転半径(m) 3.5
エンジン型式・種類 SC61E・水冷4ストロークOHC 3バルブ V型2気筒
総排気量(cm3 1,312
内径×行程(mm) 89.5×104.3
圧縮比 9.2
最高出力(kW[PS]/rpm) 40[54]/4,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 103[10.5]/2,750
燃料消費率(km/L) 27.0(60km/h定地走行テスト値)
燃料供給装置形式 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フル・トランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 16
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1 速 1.900
2 速 1.230
3 速 0.909
4 速 0.756
5 速 0.676
減速比(1次/2次) 1.757/0.944×2.818
キャスター角(度)/トレール(mm) 33°00´/118 33°00´/115
タイヤサイズ 140/80-17M/C 69H 90/90-21M/C 54H
170/80-15M/C 77H
ブレーキ形式 油圧式ディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダブルクレードル

【 】内はABS仕様

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