Hondaは、シャープなデザインや電子制御式オートマチックトランスミッション“Honda Sマチック Evo”の搭載によるスポーティーな走行性能などで好評を得ている軽二輪スクーター「フォルツァ Z」「フォルツァ Z ABS^※1」をモデルチェンジし1月28日（木）に発売する。

　今回のモデルチェンジでは、フロントカウルのスクリーンガーニッシュを一体化することで、より流麗かつスタイリッシュなデザインを実現。さらに、ホイールのカラーリング、エレガントさを演出するヘッドライトのブルーオーナメント、新デザインのエンブレムなど、外観各部を変更している。また、電子制御式オートマチックトランスミッション“Honda Sマチック Evo”に、新たにS7モードを追加。全5モードとすることで、ゆったりした走行からスポーティーな走行まで、ライダーの要望に応じた走行モードの選択を可能としている。また、マフラーの内部構造を見直すことで、高回転域で伸びのある走行フィーリングを実現させている。なお、今回のモデルチェンジに伴い、従来の無段変速機構のみ搭載のXタイプを廃止し、Zタイプに4つのバリエーションを設定している。

　「フォルツァ」シリーズは、2007年12月に「プレミアム・カンファタブル・2シーター」というコンセプトで3代目へのフルモデルチェンジを実施。43km／L（60km／h定地走行テスト値）というクラストップレベル※2の低燃費と国内二輪車排出ガス規制に適合というクリーンな環境性能を実現しながら、上質な乗り心地と爽快感のある走行フィーリングで、30代を中心に好評を得ている軽二輪スクーターである。

フォルツァ シリーズ　7,500台

693,000円（消費税抜き本体価格　660,000円）

761,250円（消費税抜き本体価格　725,000円）

756,000円（消費税抜き本体価格　720,000円）

824,250円（消費税抜き本体価格　785,000円）

新たにフロントカウルと一体化されたスクリーンガーニッシュは、躍動感あふれるデザインを実現。フロントフェイスに設けられたV字形状のラインにより流麗なイメージを高めている。ヘッドライトリフレクター上部にブルーのオーナメントを採用することでエレガントな雰囲気を引き立てている。加えて、「フォルツァ Z ABS」ではヘッドライトとテールランプにメッキリフレクターを採用することで、より高級感を演出している。

「フォルツァ Z」と「フォルツァ Z ABS」に搭載のオートマチック機構“Honda Sマチック Evo”には、従来からの無段変速のDモード・Sモード、オートシフトモードのAモード、マニュアルモードの4つのモードに加え、新たに5番目のモードとして、S7モードを搭載。S7モードは、同じオートシフトモードのAモードに比べ、エンジンを高回転に保持しながら、最適な駆動力を得られるギアポジションに自動変速を行う。これにより上り坂の多いワインディング路などでも力強い走行フィーリングを得られ、マニュアルトランスミッション感覚のスポーティーな走りを実現している。

フォルツァシリーズでは、水冷・4ストローク・4バルブ・単気筒エンジンを採用。メタルクランク軸受けや一体型クランク、一次バランサーを装備することで騒音と振動を低減。環境面においても、ローラーロッカーアーム、オフセットシリンダー、O₂センサー追加によるFI制御の最適化などにより、43km／L（60km／h定地走行テスト値）とクラストップレベルの低燃費を実現。デュアルコアキャタライザーの採用により、国内二輪車排出ガス規制に適合したクリーンな環境性能を達成するとともに、高出力、低振動、低燃費を実現。さらに今回、マフラーの内部構造を見直すことで排気抵抗を低減させ高回転域で伸びのある走行フィーリングを実現している。

カラーリングは、「フォルツァ Z」には新色のデジタルシルバーメタリックとキャンディーアルカディアンレッドを採用。従来から人気のグラファイトブラック、パールサンビームホワイトとあわせて合計4色を設定。ホイールカラーには足回りを引き締めるマットシルバーを採用している。また、「フォルツァ Z ABS」では、グラファイトブラックとパールサンビームホワイトの2色のボディカラーを設定。シートのパイピングカラーをグレーに、ホイールカラーをゴールドにすることで、より高級感を表現している。