ニュースリリース

2009年04月01日ニュースリリース

新型芝刈機「HRX537C2」を米国より輸入し発売

 Hondaは、米国の汎用製品生産拠点であるHonda Power Equipment Mfg.,Inc.(ノースカロライナ州、社長:丹野 裕士)より新型芝刈機「HRX537C2」を輸入し、4月1日(水)より全国のHonda汎用製品取扱店および特約ホームセンターから発売する。

芝刈機「HRX537C2」

芝刈機「HRX537C2」

 新型「HRX537C2」は、オートチョーク機構の採用により、始動時に最適なチョーク開度となるよう自動制御することで、従来の汎用エンジンに必要な、一時的に吸気濃度を高め始動しやすくするチョーク操作を不要としている。これによりエンジン始動直後から芝刈作業が始められるなど、より使いやすく操作性を高めている。

 「HRX537」は、北米では「HRX217」として2004年3月に発売されて以来、北米地域累計で約28万台※1を販売し、機能性や操作性が大変好評を得ている歩行型芝刈機である。今回、モデルチェンジに伴い、新型を輸入し販売を開始する。

※1 2004年3月〜2009年2月 Honda調べ

販売計画台数(国内・年間)

550台

メーカー希望小売価格(国内)

「HRX537C2」

178,500円(消費税抜き本体価格 170,000円)

HRX537C2の主な特長

扱いやすさ

  • WAX式オートチョーク機構を採用。
    エンジン始動時および暖機後のチョーク操作が要らず、簡単操作でエンジン始動。しかも最適なチョーク開度を自動的にコントロールするため、始動後すぐに芝刈作業を始められる。
  • 4つの芝管理機能を1台に集約した4イン1システム。
     (1)基本作業となる、刈芝のグラスバッグへの収納
     (2)刈芝を後部へ放出(ディスチャージ)
     (3)細かく刈った芝の一部を刈取り面に戻す(マルチング※2
     (4)落ち葉の裁断(リーフシュレッダー) 上記の作業は、本体のクリップディレクターレバーによる収納量の調節と、本体後部のグラスバッグの着脱を行うことにより、簡単に変更が可能。
  • クリップディレクターレバーを調節し、収納、マルチング、または2つのコンビネーションモードを選択。付属品の取り付けやブレード交換などの煩わしい作業を要さずに、お客様の使用状況に合わせて、刈芝の収納割合が調整可能。
  • 高剛性樹脂製デッキの採用により、軽快でスムーズな作業が可能。
  • 刈刃は2枚ブレードを標準装備し、優れた仕上がり性能とクラストップレベルのグラスバッグの収納性能を実現。
  • HST(Hydrostatic Transmission)※3の採用により、作業条件に応じた、車速設定が可能。
  • 約19mmから約101mmまで7段階の刈り高さ調節幅が可能。

安心・快適機構

  • ブレードブレーキクラッチ(刈刃停止機構)の採用により、芝捨て時に刈刃レバーから手を離せば刈刃だけが停止し、芝捨て時のエンジン再始動を不要としている。

高い経済性と環境性能

  • 世界で最も厳しい排出ガス規制である米国環境保護局(EPA)フェーズ2規制値とカリフォルニア大気資源局(CARB)TierIII規制値をクリアした汎用エンジン「GCV190A」を搭載。
  • ※2マルチングは芝の種類などにより適合性が異なる
  • ※3油圧式無段変速機構

主要諸元

名称 HRX537C2
全長×全幅×全高(mm) 1,825×585×1,115
乾燥重量(kg) 44.2
装備重量(kg) 45.7
エンジン名称 GCV190A
エンジン種類 空冷4ストローク、単気筒OHC、バーチカル
総排気量(cm3 186
最大出力/回転速度[kW(PS)/rpm] 3.8(5.2)/3,600
使用燃料 自動車用無鉛ガソリン
燃料タンク容量(L) 0.91
点火方式 トランジスタ式マグネト点火
始動方式 リコイルスターター(手動)
変速段数 前進1[油圧式無段変速]
車速(m/s) 前進0〜1.75
刈幅(mm) 約530
刈り高さ調節幅(mm) 約19〜約101(7段調節)
収納袋容量(L) 88
刈刃停止機構 ブレードブレーキクラッチ
  • ここに表示したエンジン出力はSAE J1349に準拠して3,600rpm(エンジン最大出力)で測定された代表的なエンジンのネット出力値。量産エンジンの出力はこの数値と変わることがある。完成機に搭載された状態での実出力値は、エンジン回転数、使用環境、メンテナンス状態やその他の条件により変化する。

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