Hondaは、安全運転教育用二輪ライディングシミュレーター(模擬運転装置)をマイナーモデルチェンジし、12月5日(金)に発売する。
新型二輪ライディングシミュレーターは、受講生に危険に対する認知や判断、理解をさらに高めていただけるよう、実際の運転中に起こりやすい危険な場面での運転のポイントを画像やコメントで分かりやすく示した「危険場面解説機能」など、指導員がよりきめ細かく、的確に指導することができる機能を追加した。
二輪ライディングシミュレーターは、Hondaが長年培った安全運転のノウハウをつぎ込み、実際の交通状況を想定しながら危険を安全に体験することができる安全運転教育機器として開発し、1996年の発売以来、国内・海外で約500台を販売している。また、二輪ライディングシミュレーターをはじめ、四輪ドライビングシミュレーターを自動車教習所などへ2001年から販売しているほか、自転車シミュレーターを2007年から試行運用しており、幅広いモビリティの運転者を対象に、危険予測の能力や安全意識の向上をはかるための展開をしている。
新型二輪ライディングシミュレーターの主な変更点
- ・実際の運転中に起こりやすい危険な場面での運転のポイントを画像やコメントで分かりやすく示した「危険場面解説機能」を新たに追加
- ・シミュレーターで体験した走行結果をシミュレーター本体のディスプレイに直接表示する「走行結果表示機能」を追加
- ・シミュレーター本体のディスプレイに、より鮮明で高精細な液晶モニターを採用
- ・走行に関わる各設定を行う操作機器には操作の容易なタッチパネル式の15型モニターを採用
- ・ソフトウェアの「夜モード」「霧モード」を標準設定
販売計画台数(国内・年間)
30台
全国メーカー希望小売価格
本体価格※
6,090,000円(消費税抜き 5,800,000円)
「高速道路体験編」オプションソフトウェア価格
1,050,000円(消費税抜き 1,000,000円)
- ※「二輪特性体験編」「法規走行体験編」「危険予測体験編」「ケーススタディ編」「夜モード編」「霧モード編」のソフトウェアを標準装備
「シミュレーター」のお問い合わせ先
安全運転普及本部教育機器課 TEL 048-452-0559