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2007年10月10日 ニュースリリース

Hondaの次世代型薄膜太陽電池 全国販売を開始 ~量産モジュールを「新エネルギー世界展示会」に出展~

 Hondaは、10月22日(月)より、年産能力27.5メガワット規模のホンダソルテックの工場で生産される次世代型薄膜太陽電池の全国販売を開始する。

 これに先立ち、10月10日(水)から12日(金)まで幕張メッセ(国際展示場、国際会議場)で開催される「第2回新エネルギー世界展示会」に、昨年に続きHondaの太陽電池を出展する。

 Hondaが出展する独自開発した薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池である。

 Hondaは2006年に発表した、全世界での製品および生産活動における「2010年CO2低減目標」への取り組みに加え、コージェネレーションユニットや薄膜太陽電池など、エネルギー創出製品の展開にも力を入れ、地球温暖化防止に向けた取り組みをさらに加速させていく。

  • 再生可能エネルギー協議会が主催し、新エネルギー・再生可能エネルギー全分野を網羅する国際展示会・カンファレンスで、今回は「地球環境保全に貢献するエネルギーが新たな社会・新たな産業を広げる」をテーマとしている。

太陽電池モジュール諸元

セルの種類

CIGS

最大出力(W)

125

外形寸法(mm)幅×奥行×高さ

1,417×791×37

質量(kg)

14.3

希望小売価格

60,375円(税込み価格)

   (税抜き価格:57,500円)

  • *標記の数値はAM1.5、日射強度1kW/m2、モジュール温度25℃でのHonda計測値です。
  • *周囲温度範囲40℃~-20℃
  • *実使用時の出力は、日射強度、設置条件(方位、角度周辺環境)、地域及び温度条件により異なります。

(株)ホンダソルテック概要

設立

2006年12月1日

本社所在地

熊本県菊池郡大津町大字平川1500番地

(本田技研工業株式会社 熊本製作所敷地内)

営業拠点所在地

埼玉県和光市

資本金

40億円(工場の投資金額:約70億円)

出資形態

本田技研工業株式会社 100%出資

代表者

社長 数佐 明男(かずさ あきお)

従業員数

約150人(フル生産時)

生産能力

約27.5メガワット(3kWシステムで約9,000軒分)