Hondaは、米国の汎用製品生産拠点であるHonda Power Equipment Mfg.,Inc.(米国ノースカロライナ州、社長:豊住 賀彦)で生産している歩行型芝刈機「HRX537」を輸入し、2月17日より全国のHonda汎用製品取扱店から発売する。
「HRX537」は、刈芝のグラスバッグへの収納、刈芝を後部へ放出、細かく刈った芝を刈取り面に戻す機能、落ち葉を裁断するリーフシュレッダーの4つの機能を1台に集約した日本初※1の歩行型芝刈機である。
また、刈刃レバーから手を離してもエンジンは止まらず刈刃だけが停止するブレードブレーキクラッチ(刈刃停止機構)を採用し、操作性が良く、安心して使える機構も装備している。
「HRX537」は、北米では「HRX217」として2004年3月に発売を開始し、北米地域累計で約6万3千台※1を販売し、機能性や操作性が大変好評を得ているモデルである。
このモデルは、6.5馬力とクラストップ※2の高出力となる「GCV190」エンジンを搭載。このエンジンは、米国環境保護庁(EPA)フェーズ2規制をクリアするなど、世界最高水準の環境性能を有した「Honda e-SPECエンジン」である。
- ※1Honda調べ
- ※2Honda調べ、エンジン式歩行型クラス
販売計画台数(年間・国内)
550台
メーカー希望小売価格
HRX537
157,500円(消費税抜き本体価格 150,000円)
HRX537の主な特長
扱いやすさ
- ・日本初※1、4つの機能が1台に集約。
(1)基本作業となる、刈芝のグラスバッグへの収納
(2)刈芝を後部へ放出(ディスチャージ)
(3)細かく刈った芝を芝の刈取り面に戻す(マルチング※2)
(4)落ち葉の裁断(リーフシュレッダー)
上記の作業は、本体のクリップディレクターレバーによる収納量の調節と、本体後部のグラスバッグの着脱を行うことにより、簡単に変更が可能。
クリップディレクターレバーを調節し、収納、マルチング、または2つのコンビネーションモードを選択。付属品の取り付けやブレード交換など煩わしい作業を要さずに、お客様の使用状況に合わせて、刈芝の収納割合が調整可能。 - ・高剛性樹脂製デッキの採用により、軽快でスムーズな作業が可能。
- ・刈刃は2枚ブレードを標準装備し、優れた仕上がり性能とクラストップ※3のグラスバッグの収納性能(現行モデル比で約38%※4向上)を実現。
- ・HST(Hydrostatic Transmission)※5の採用により、作業条件に応じた、車速設定が可能。
- ・7段階刈取り高さ調節により、約19mmから約100mmまでの調節が可能。
安心・快適機構
- ・ブレードブレーキクラッチ(刈刃停止機構)の採用により、芝捨て時に刈刃レバーから手を離せば刈刃だけが停止し、芝捨て時のエンジン再始動を不要としている。
高い経済性と環境性能
- ・世界で最も厳しい排出ガス規制である米国環境保護庁(EPA)フェーズ2規制値とカリフォルニア大気資源局(CARB)TierII規制値をクリアしたHonda e-SPECエンジン「GCV190」を搭載。
- ※1Honda調べ
- ※2マルチングは芝の種類等により適合性が異なる
- ※3Honda調べ、エンジン式歩行型クラス
- ※4Honda調べ、比較モデル:HRB216
- ※5油圧式無段変速機
主要諸元
名称 | HRX537 |
全長×全幅×全高(mm) | 1,825×585×1,115 |
乾燥重量(kg) | 42.1 |
装備重量(kg) | 43.6 |
エンジン形式 | 空冷4ストローク、単気筒OHC、バーチカル |
総排気量(cm3) | 187 |
出力/回転速度[kW(PS)/rpm] | 4.8(6.5)/3,600 |
使用燃料 | 自動車用無鉛ガソリン |
燃料タンク容量(L) | 1.1 |
点火方式 | トランジスタ式マグネト |
始動方式 | リコイルスターター |
変速段数 | 油圧式無段変速 |
車速(m/s) | 0~1.75 |
刈幅(mm) | 530 |
刈取り高さ調節幅(mm) | 約19mm~約100mm(7段調節) |
収納袋容量(L) | 88 |
刈刃停止機構 | ブレードブレーキクラッチ |
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