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2005年04月14日 ニュースリリース

足動運転補助装置「Honda・フランツシステム」をフィットにも適用

 Hondaは、両上肢障害者のための、両足で運転ができる装置「Honda・フランツシステム」を、優れたパッケージング、低燃費、および先進スタイルで幅広い年齢層のお客様に好評のスモールカー「フィット」※1に装着可能とし、全国のHonda四輪全ディーラーで取り扱い、本日より発売する。
 これまでのシビック フェリオに加え、フィットへの装着も可能としたことでラインアップの拡大を図った。

ベース車:フィット

ベース車:フィット

 この「Honda・フランツシステム」を装着したフィットは、4月21日(木)~23日(土)までの3日間、インテックス大阪で開催される福祉機器展「バリアフリー2005」(主催:社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会、テレビ大阪)のHondaブースに出展する。

 フランツシステムは、1965年ドイツで両上肢を事故で失った電気技師エーベルハルト・フランツ氏が開発したもので、同氏から直接、技術指導を受けたHondaが独自の技術を加え、さらに使いやすい「Honda・フランツシステム」としてシビックに装着し、1982年に国内で初めて発売。
 足の前後回転運動でステアリング操作をスムーズにできるこのシステムは、その後も改良を重ね、現在までに69台※2納車している。運転する方にベストフィットするようオーダーメイドで設計し、免許取得から運転指導まで一貫してサポート。現在、このシステムを提供できるのは国内ではHondaだけである。

  • ※1MT車除く
  • ※22005年3月末時点
「Honda・フランツシステム」(フィットに装着)

「Honda・フランツシステム」(フィットに装着)

価格は、車両本体価格にお客様それぞれのニーズに合わせた機能部品取り付けにより決まる。

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