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2004年07月29日 ニュースリリース

熊本製作所に汎用エンジン生産工場を新設

Hondaは熊本製作所(所在地:熊本県菊池郡大津町、所長:宅野 和昭)に汎用エンジン生産のための新工場を建設する。8月1日に着工し、稼動開始は2005年1月の予定。
新工場は現在、浜松製作所で生産しているV-ツインエンジンや水冷エンジン等を移管。新工場はエンジン組立、完成機(発電機・コージェネレーションシステム)組立などの工程をもち、部品から製品までの一貫した物流レイアウトや電気部品組立設備導入などにより高効率な生産を目指す。また、新工場建設にあわせ鋳造工場においても汎用エンジン加工ラインの増設も予定をしている。
投資額は新工場の建設、設備等を含め約13億円を予定している。

熊本製作所には2002年1月より、市場の変化に柔軟に対応できる生産体質の構築を目的に浜松製作所から汎用生産移管を進めてきた。今回の計画により船外機を除く汎用製品の生産は熊本製作所に集中される。新工場稼動後の熊本製作所における汎用エンジン生産能力は年間125万基、完成機生産能力20万台の工場となる。 

新汎用エンジン生産工場の概要

着工

2004年8月1日

操業

2005年1月予定

新建屋・増設面積

9,830m2(増設加工ライン含む)

投資額

13億3百万円(設備含む)

生産品目

汎用エンジン(V-ツインエンジン、GCVエンジン、水冷エンジン)、発電機、コージェネレーションシステム、ハイブリッド除雪機の電気モーター

参考 熊本製作所の概要

所長

宅野和昭(たくの かずあき)

所在地

熊本県菊池郡大津町大字平川1500

設立

1976年1月

敷地面積

1,788,000m2

従業員数

2,825名(2004年3月末)

生産機種

汎用エンジン、コージェネレーションシステム、軽四輪エンジン、二輪車(カブシリーズ、小型オートバイ、スクーター)

生産実績

2003年:汎用エンジン70万基、二輪車43万台、軽四輪エンジン26万基