Hondaは、スタイリングを重視した車体一体型の大型フロントバスケットを装備し、積載性に優れた50ccスクーター「ディオ　チェスタ」を7月2日（金）より発売する。

　ディオ　チェスタは、「毎日の暮らしをアシストする」をコンセプトに、使い勝手に優れたモデルとして開発し、中国の新大洲本田摩托有限公司で生産する。
　エンジンは、低燃費で静粛性に優れた空冷4ストロークエンジンを採用。車体一体型の大型フロントバスケットを装備し、積載性を大幅に向上させている。ヘッドライトをフロントバスケット下に設定することで、フロントバスケットへの荷物積載時の視認性を確保している。また、フロントバスケットにロール式のシャッターを採用し、荷物の盗難抑止や飛び出しを防止。さらに、ハンドルカバーに装備のポジションランプにより、被視認性向上や夜間の荷物の出し入れにも便利な仕様としている。
　シートは、ブラックとブラウンのツートンタイプとし、女性の乗り降りを意識した690mmの低シート高を実現。また、センタースタンドも女性が操作しやすい軽量な設計としている。
　カラーリングは、精悍なパールプロキオンブラックと鮮やかなパールクエンチイエロー、シリウスブルーメタリックの3色を設定している。また、女性を意識してインナーカバーからフロアーまでのカラーリングに優しいイメージのブラウンを採用している。

１２，０００台

１３５，４５０円（消費税抜き本体価格　１２９，０００円）

フロントバスケットは、スタイリングを重視した車体一体型とするとともに、素材にも軽量で変形しにくいポリプロピレン樹脂を使用。買い物時などの荷物を積載することを考慮し、24Lの大容量を実現している。またフロントバスケットに採用しているロール式シャッターは、荷物の盗難抑止や飛び出し防止に効果的である。
さらにシート下には、フルフェイスヘルメット^※1の収納が可能な22Lのメットインスペースを装備し、フロントインナーボックスにも、1.5Lのペットボトルが収納できるスペースを確保している。

足つき性の向上を目的として、シート前方の形状変更やシート内肉厚を最適化することにより、690mmの低シート高を実現している。
また、センタースタンドは形状や取り付け位置などの変更により、操作荷重を2割^※2低減し、軽量な操作性を実現している。

簡便で安定した制動力を実現するコンビ・ブレーキ（前・後輪連動ブレーキ）システムを搭載。このコンビ・ブレーキシステムは、左ブレーキレバー（後輪ブレーキ）の操作だけで、前・後輪へ適切な制動力を配分することができ、車体の安定性を保ちながら効率よく停止することを可能としている。

盗難抑止に効果的なシャッター付きキーシリンダーを標準装備し、オプションで設定しているアラームキットやイモビアラーム装着用のプレワイヤリングを装備している。
また、リアキャリアにUロックホルダーを装備することで、走行中や非使用等のUロック保管場所を確保している。