Hondaは、センターピラーレス構造と両側観音開きのサイドアクセスドアを採用し、防水性に優れた室内に10フィートのロングサーフボードの積載をも可能にした、ユニークな外観をもつ新価値SUV※1「エレメント」を4月18日(金)より全国のホンダベルノ店から発売する。
「エレメント」は、ドアを開いた時の圧倒的な開放感と、閉じた時の居心地のよい室内空間をめざし、アメリカの若者にとって自由な生き方を象徴する憧れの対象「ライフガードステーション」※2をモチーフとした。
センターピラーレス構造でありながら、部材の大断面化や各ジョイント部の結合強化などにより高剛性を実現。新たに、万一の側面衝突時におけるドアのキャビンへの侵入を防ぐフック&キャッチャーシステムを採用し、Honda独自のGコントロール技術とあいまって優れた衝突安全性能を実現した。
また、2.4L DOHC i-VTECエンジンと4速オートマチックトランスミッションなどにより、スムーズで力強い走りを実現。国土交通省「超-低排出ガス」認定を取得するとともに、平成22年燃費基準にも適合するなど、高い環境性能も確保している。
なお、「エレメント」は北米の研究開発拠点であるHonda R&D Americas, Inc.にて開発、Honda of America Mfg., Inc.(アメリカ・オハイオ州)のイーストリバティ工場にて生産され、日本に輸入されるモデルである。
- ※1 SUV= Sports Utility Vehicle (スポーツ・ユーティリティ・ビークル)
- ※2 ライフガードステーション=ライフセーバーがスイマーやサーファーを見守る小屋
- ※車名の由来: 「エレメント(ELEMENT)」とは英語で「世界を構成する根源要素」の意味。EARTH、WATER、AIR、FIREのように、このクルマが自分の生き方を大切にしたい人にとって欠かせない存在であって欲しい、という意思を込めたネーミング。
販売計画台数
(国内・月間) 1,000台
全国メーカー希望小売価格
(消費税含まず、単位:千円)
タイプ | エンジン | トランスミッション | 駆動 | 価格 |
エレメント | 2.4L DOHC i-VTEC | 4AT | 4WD | 2,590 |
- ○ボディカラー(全5色)
サンセットオレンジ・パール、サテンシルバー・メタリック、ナイトホークブラック・パール、ガラパゴスグリーン・メタリック、ショアラインベージュ・メタリック
「エレメント」の主な特長
自由な発想のユニークなデザイン
- ・エレメントのシンプルかつタフな印象を与える斬新なデザインは、若者が集う「ライフガードステーション」をモチーフにし、空や海と一体になるような開放感、気ままに過ごせる自由感覚を表現。また、ボディ下部に新開発の樹脂製クラディング(無塗装)を採用し、機能と個性を両立させた独自のデザインとした。
- ・水平ラインを基調としたデザインのインストルメントパネルには、腕時計をイメージしたコーンシェイプ独立三眼メーターや大型エアアウトレットなど、それぞれ独立デザインとして配置。個性的なレイアウトとした。
- ・ボディカラーは自然界にある色をテーマに、新色のサンセットオレンジ・パールを含め全5色を用意。インテリア/シートカラーもボディカラーにあわせ3パターンを用意した。
どこまでもオープンで、力強いボディ構造
- ・センターピラーレスボディ構造と両側観音開きのサイドアクセスドアにより、高さ1140mm※3、幅1550mm※3の大きな開口部を実現。サイドアクセスドア(リア)にはグースネック型のヒンジを採用し、90°の開口角度を達成。サイドアクセスドアからの大きな荷物や長尺物の出し入れも可能とした。
- ・二枚貝のように上下に分割するクラムシェル・テールゲートは、荷物の出し入れが容易なだけでなく、ロアゲートに大人2人が腰掛け、雨や陽射しを防ぐことも可能。
- ・センターピラーレス構造でありながら、部材の大断面化や各ジョイント部の結合強化などにより、優れた高剛性ボディを実現。
※3 Honda測定値
わがままな要求に応える、タフ&フレキシブルなユーティリティ
- ・樹脂製タンクやリアサスペンションレイアウトの工夫により、低床フラット設計を実現。跳ね上げ機構付のスライドリアシートにより、大きなカーゴスペースをはじめとする、多彩なシートアレンジを可能とした。
- ・汚れたままの道具も気にせず積める水ぶき可能なワイパブルフロア、濡れても拭き取れる防水シート表皮、撥水ルーフライニングを採用。アクティブなライフスタイルをサポートする。
走行性能
- ・2.4L DOHC i-VTECエンジンと4速オートマチックトランスミッションを組み合わせなどにより、トルクフルな力強さ・低燃費・低排出ガス性能を達成。クイックレスポンスと安定感のベストバランスを追求したサスペンション、走行状態に応じて後輪にも適切な駆動力を配分するリアルタイム4WDの搭載により、フィールドを選ばないパワフルな走行性能を実現した。
- ・最小回転半径5.2mの優れた取り回し性も確保。
安全性能
- ・Honda独自のGコントロール技術に基づく、前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/hに対応する新・衝突安全設計ボディを実現。側面55km/h、後面50km/hの衝突にも対応している。
- ・さらにリアルワールドでの事故実態を見つめ、Honda独自の目標を設定したクルマ対クルマの衝突実験※4も実施している。
- ・クルマ対クルマの前面衝突時に相手車両の衝撃吸収部材と高さが合うように、サイドフレーム先端部に「コンパティビリティ」ブラケットを設定。双方が効果的に衝突時の衝撃を吸収できるように配慮している。
- ・頭部や脚部に対する衝撃吸収構造を採用した歩行者傷害軽減ボディ、衝突時の乗員への衝撃を緩和する頭部衝撃保護インテリア、頚部への負担を低減する頚部衝撃緩和フロントシートなど、乗員から歩行者までの傷害軽減のためにリアルワールドでの衝突安全性能をハイレベルに追求
※4 相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50%前面オフセットの衝突実験
環境性能
- ・排出ガス中の大気汚染物質(HC、NOx)を大幅に低減。平成12年排出ガス規制値を75%以上下回る高い環境性能を達成し、国土交通省「超-低排出ガス」認定を取得。
- ・高効率な燃焼技術により、10.6km/L※5の低燃費を実現。平成22年燃費基準に適合。
- ・内装部品の多くにリサイクル性に優れたオレフィン系樹脂素材を使用。クルマ全体で90%※6以上のリサイクル可能率を達成。
- ・ラジエーター・ヒーターコアのアルミ化やブレーキパッド摩擦材へのガラスセラミック使用などにより、鉛の使用量を96年レベルの1/3以下に削減。
※5 10・15モード走行燃料消費率(国土交通省審査値)
※6 Honda独自の算出基準による
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