Hondaは、初めて使う方にも取扱いが簡単な小型耕うん機FG201「プチな」を新開発、3月1日より全国のHonda汎用製品取扱店から発売する。「プチな」は、クラストップ※1の作業性能を実現しながらクラス最軽量を達成、取扱い易く手軽に使える家庭菜園入門機である。
- ※12馬力の耕うん機、社内測定値による
専用設計の4ストロークOHVエンジンの搭載により、世界で最も厳しい排出ガス規制である米国環境保護庁(EPA)のフェーズ2対応や2006年欧州騒音規制をクリアするなど、世界最高水準の環境性能を有している。
また、コンパクトに収納できる折りたたみハンドルと片手で持てるキャリーハンドル採用により、持ち運びや乗用車への搭載を容易にしている。
国内家庭菜園市場の一層の拡大を図るために、同機種をベースとしたホームセンター向け商品「Holiday(ホリディ)<FG201HJ>」も、3月1日より特約ホームセンターから発売する。
「プチな」の由来:プチ(PETIT) 小さい、かわいらしい。 「な」 菜っ葉の菜
小さい、かわいらしいなどの親しみ感と家庭菜園のアットホーム感をイメージさせる造語
販売計画台数(国内・年間)
10,000台
メーカー希望小売価格
(消費税含まず)
FG201J/HJ
64,800円
FG201「プチな」の主な特長
優れた耕うん性能
- ・ 車軸回転数を最適に保つメカニカルガバナーを装備した、新開発の専用設計4ストロークOHVエンジンの採用により、固い土の耕うん時などに起きやすいエンジンの回転落ちが少ない優れた耕うん性能を発揮。
- ・軽量コンパクトながら耕幅(450mm)の広い大径の爪(φ260mm)を採用、ガバナー機構付エンジンとあいまってクラストップの作業能率※2を実現。
- ※21時間で約140m2(42坪)、クラスは2馬力以下(Honda調べ)
扱いやすさ
- ・専用設計新開発4ストロークOHVエンジン搭載により、クラス最軽量(装備重量17kg)を達成。
- ・デコンプのリフト量やバルブタイミングの最適な設定により、軽くスムーズで確実な始動を実現。
- ・スロットルレバー操作のみで耕うん作業の開始・停止が可能。
- ・工具無しで簡単に折りたためるハンドルを採用、保管場所の省スペース化に配慮。
- ・手軽に片手で持ち運びができるキャリーハンドルを標準装備。
- ・新設計の耕うん爪の採用により、初心者でも一定した耕うんが可能。
安心機構
- ・スロットルレバーを離せばローターが停止するレバー式デッドマンクラッチを採用。
高い経済性と環境性能
- ・クラストップの低燃費を実現(一時間あたりの燃料消費量0.35L)
- ・世界で最も厳しい排出ガス規制である米国環境保護庁(EPA)フェーズ2規制値とカリフォルニア大気資源局(CARB)TierII規制値をクリアしたHonda e-SPECエンジン「GXV50」を搭載。
- ・サイレントマフラーの装着などにより79.5dB(A)とクラストップの低騒音を実現。欧州騒音規制2006年ステージ2をクリア。
家庭菜園にふさわしい新デザイン
- ・ラウンドフォルムの採用により親しみやすさを表現。
各種アタッチメントを用意
- ・耕うん、畝立て、培土、中耕除草など、畑作業に必要な各種アタッチメントを用意。
主要諸元
タイプ | 標準仕様/ホームセンター仕様 | |
型式 | FG201J/HJ | |
全長×全幅×全高<ハンドル高>(mm) | 1,050×475×995 | |
乾燥重量(kg) | 16.5 | |
装備重量(kg) | 17 | |
エンジン形式 | 空冷4ストローク、単気筒OHV、バ-チカル | |
総排気量(cm3) | 49 | |
出力/回転速度[kW(PS)/rpm] | 1.1(1.5)/4,600 | |
最大出力[kW(PS)] | 1.4(1.9) | |
最大トルク[N・m(kg・m/rpm)] | 2.56(0.26)/4,600 | |
使用燃料 | 自動車用無鉛ガソリン | |
燃料タンク容量(L) | 0.4 | |
点火方式 | トランジスタ式マグネト | |
始動方式 | リコイルスタ-タ- | |
メインクラッチ方式 | 遠心クラッチ式 | |
変速段数 | 前進1段 | |
耕幅(mm) | 250/450 | |
爪外径(mm) | φ260 | |
爪形状 | 新型フレンチ爪 | |
ハンドル高さ調整 | 3段(ネジ固定式) |