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2002年08月30日 ニュースリリース

1800ccの米国製大型スポーツツアラー「ゴールドウイング」にカラーを追加し発売

 Hondaは、米国の生産拠点であるホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(HAM)で生産する、大型スポーツツアラー「ゴールドウイング」に、北米仕様色のブラックを追加し、8月31日(土)より発売する。

ゴールドウイング

ゴールドウイング

 このゴールドウイングは、昨年13年振りにフルモデルチェンジし、排気量を1,800ccにアップしたHonda二輪車ラインアップの最高峰モデルである。
 1975年GL1000(輸出仕様)として、日本で生産し米国で販売を開始。1980年GL1100より米国での生産に切り替え、1988年ゴールドウイング(1,500cc)より、日本での輸入・販売を開始。大排気量と充実した装備などで大変好評を得ているモデルである。
 今回、国内専用色の高級感ある「パールグレイシャーホワイト」に加え、北米仕様の精悍な「ブラック」を採用し2色の設定で発売する。「パールキャニオンレッド」は廃止する。

販売計画台数(国内・年間)

400台

メーカー希望小売価格

3,000,000円

(地域希望小売価格の一例:沖縄及び一部地域を除く。) (参考価格。消費税を含まず。)

ゴールドウイングの主な特徴

 水冷4ストロークOHC水平対向6気筒1,800ccエンジンを搭載し、余裕あるパワーを実現するとともに、三元触媒システム「HECS3※1」の採用で世界最高水準の環境性能を実現している。
 さらに、軽量で剛性に優れた新設計のアルミフレームの採用や、最適なライディングポジションなどにより、取り回しのよい操作性を可能としている。また、前・後輪連動ブレーキシステム「デュアル・コンバインド・ブレーキシステム(Dual CBS)」に、急制動時などに前・後輪のロックを回避するABS(アンチ・ロック・ブレーキ・システム)を組み合わせた「前・後輪連動ABS」を採用。大型スポーツツアラーにふさわしい安定した制動力を発揮させるとともに、使い勝手に優れたものとしている。
 パッセンジャーシートは、ファーストクラス感覚の乗り心地を追求し、ロングツーリングでも疲労感の少ない設計としている。
 その他、フラッグシップモデルに相応しい充実した装備として、6連奏CDチェンジャーの搭載や、電動式光軸調整機能付きのディスチャージ式ヘッドライト、間欠機能付き電動ワイパー、盗難抑止システム「H・I・S・S※2」を採用している。

  • ※1Honda Evolution Catalyzing System 3
  • ※2Honda Ignition Security System

主要諸元

通称名 ゴールドウイング
車名・型式 ホンダ オブ アメリカ・BC-SC47
全長×全幅×全高(m) 2.635×0.945×1.500
軸距(m) 1.690
最低地上高(m) 0.125
シート高(m) 0.740
車両重量/乾燥重量(kg) 415/386
燃料消費率(km/L) 20.0(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m) 3.3
エンジン型式 SC47E(水冷・4ストローク OHC水平対向6気筒)
総排気量(cm3 1,832
内径×行程(mm) 74.0×71.0
圧縮比 9.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 85[116]/5,500
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 167[17.0]/4,000
燃料噴射装置形式 PGM-FI(電子制御燃料噴射式)
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑油容量(L) 4.6
燃料タンク容量(L) 25
クラッチ形式 湿式多板ダイヤフラムスプリング式
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1 速 2.375
2 速 1.454
3 速 1.068
4 速 0.843
5 速 0.685
減速比(1次/2次) 1.591/1.028×2.750
キャスター(度)/トレール(mm) 29°15´/109
タイヤサイズ 130/70R18 63H
180/60R16 74H
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式(コイルバネ)
スイング・アーム式
(コイルバネ、プロリンク、プロアーム)
フレーム形式 ダイヤモンド

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