Hondaは、6月23日~24日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるJGTCスペシャル・ステージ「2001 JAPAN GT RACE Malaysian Round」に、国内の全日本GT選手権(JGTC)と同じ4チーム/5台の体制で参戦する。
Hondaは、(株)無限と(株)童夢の共同プロジェクト「無限×童夢プロジェクト」を支援、N-GT仕様Honda NSXを開発し、1997年全日本GT選手権シリーズ第2戦より2チーム/2台体制で参戦を開始した。翌1998年からは4チーム/4台での参戦となり、第4戦の初優勝から4連勝を記録するなど活躍、毎年熟成を重ねていった。
2000年、NSX-GTはさらに体制を拡大し、4チーム/5台で挑戦。念願のシリーズチャンピオンをドライバー、チームの両部門とも獲得した。また、国内GTレース初の海外レースとなった「JAPAN GT FESTIVAL IN MALAYSIA」では、予選でポールポジション、決勝でも2・3・5・6位と活躍した。
本年は、参戦体制は昨年と同様の4チーム/5台で2001 JGTCへ挑戦。第3戦を終了した時点で、ドライバー並びにチーム部門のランキング1~2位を占めている。
2001 JAPAN GT RACE Malaysian Round参戦チーム体制
No. | マシン名 | エントラント名 | 監督 | ドライバー |
1 | ロックタイト 無限 NSX | 無限×童夢プロジェクト | 熊倉 淳一 | 道上 龍 光貞 秀俊 |
18 | TAKATA 童夢 NSX | 加藤 寛規 セバスチャン・フィリップ |
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8 | ARTA NSX | AUTOBACS RACING TEAM AGURI |
鈴木 亜久里 | 土屋 圭市 金石 勝智 |
64 | Mobil 1 NSX | Mobil 1 Nakajima Racing |
中嶋 悟 | ドミニク・シュワガー 松田 次生 |
100 | RAYBRIG NSX | チーム国光 With MOONCRAFT |
高橋 国光 | 飯田 章 伊藤 大輔 |
車両概要(2001年N-GT仕様 NSX)
車 体 |
型式 | GH-NA2 |
全長×全幅 | 4,430×1,910(mm) | |
ホイールベース | 2,530(mm) | |
トレッド(フロント×リア) | 1,600×1,585(mm) | |
重量 | 1,100kg以上 | |
フレーム | アルミモノコック構造+鋼管ロールゲージ+CFRP補強 | |
エ ン ジ ン |
型式 | C32B(DOHC VTEC)ベース |
形式 | 水冷V型6気筒横置 | |
総排気量 | 3.5L | |
燃料供給形式 | PGM・FI | |
点火形式 | PGM・IG | |
バルブ形式 | DOHC 4バルブ | |
最高出力 | 480PS以上 | |
最大トルク | 40kg-m以上 | |
ミッション | ヒューランド製6速シーケンシャル | |
サスペンション | ダブルウィッシュボーン+ ショーワ製インボードダンパーユニット |
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ブレーキ | ALCON製フロント6ポット&リア6ポットキャリパー | |
タイヤ | フロント310/30R18:リア330/40R18 |