Hondaは、初心者はもとより幅広い層に愛用されている50ccのスクーター「ライブ Dio ZX」と「ライブ Dio・J」に、盗難抑止システムを追加するとともに新色を設定し、「ライブ Dio・J」のネーミングを「ライブ Dio・S」に変更して、3月22日より発売する。
国内スクーター市場で最量産モデル*のDioシリーズは、'88年に初代モデルを発売以来、取り回しの良い車体サイズや力強い出力特性のエンジンなどで、幅広い層に好評を得ているモデルである。*Honda調べ
今回、盗難抑止システムとして、メインスイッチ、シートオープナー、ハンドルロックをメインのキーシリンダーに集約するとともに、キーシリンダーにはキーシャッターを装備している。また、キー付きガソリンタンクキャップや、イモビアラームプレワイヤリングを標準で装備するなど、高いセキュリティーシステムを備えている。
また、それぞれに2001年の新色を設定している。
※ライブ Dio・Sは、ライブ Dio・Jをベースに盗難抑止システムを装備したモデル。
車体色
ライブ Dio ZX/3色(新色)
フォースシルバーメタリック、パールミルキーホワイト、チェッカーブラックメタリック
ライブ Dio・S/4色
サンタフェブルーメタリック(新色)、イクエイターレッドメタリック(新色)、ブラック、シャスタホワイト
販売計画台数(国内・年間)
ライブ Dio ZX、ライブ Dio・Sシリーズ合計
80,000台
メーカー希望小売価格
ライブ Dio ZX
184,000円
ライブ Dio・S
149,000円
(地域希望小売価格の一例:北海道は8,000円高、沖縄は5,000円高、その他一部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)
主要諸元
通称名 | Dio・S | Dio ZX | |
車名・型式 | ホンダ・BB-AF34 | ホンダ・BB-AF35 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.675×0.615×0.995 | 1.675×0.630×0.995 | |
軸距(m) | 1.145 | ||
最低地上高(m) | 0.105 | ||
シート高(m) | 0.700 | ||
車両重量/乾燥重量(kg) | 73/67 | 75/69 | |
乗車定員(人) | 1 | ||
燃料消費率(km/L) (30km/h定地走行テスト値) |
49.0 | ||
最小回転半径(m) | 1.80 | ||
エンジン型式 | AF34E(空冷・2ストローク・単気筒) | ||
総排気量(cm3) | 49 | ||
内径×行程(mm) | 40.0×39.3 | ||
圧縮比 | 7.1 | ||
最高出力(kW[PS]/rpm) | 4.0[5.4]/6,500 | 4.6[6.3]/7,000 | |
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) | 6.2[0.63]/6,000 | 6.5[0.66]/6,500 | |
キャブレター型式 | APBB7A | APBC | |
始動方式 | セルフ式(キック式併設) | ||
点火方式 | CDI式マグネット点火 | ||
潤滑方式 | 分離潤滑式 | ||
潤滑油容量(L) | 1.3 | ||
燃料タンク容量(L) | 6.0 | ||
クラッチ形式 | 乾式多版シュー式 | ||
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | ||
変速比 | 1 速 | 2.450~0.850 | 2.850~0.860 |
キャスター(度)/トレール(mm) | 25°40´/72 | ||
タイヤサイズ | 前 | 3.00-10 42J | 90/90-10 50J |
後 | 3.00-10 42J | 90/90-10 50J | |
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディング・ トレーリング |
油圧式ディスク |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | ||
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 | |
後 | ユニット・スイング式 | ||
フレーム形式 | アンダーボーン |