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2001年03月15日 ニュースリリース

新型スポーツバイク「CBR600F4i」を発売

    Hondaは、高性能な水冷・4ストローク・DOHC直列4気筒600ccエンジンを搭載したスポーツバイク「CBR600F」をフルモデルチェンジし、外観の変更や、PGM-FI、盗難抑止に効果的な「H・I・S・S」を採用した「CBR600F4i」3月16日より発売する。

CBR600F4i

CBR600F4i

 このCBR600F4iは、CBR600Fをベースにフロントカウルの形状やセパレートタイプのシートを採用するなど、よりスポーティーなスタイリングとしている。
また、PGM-FI(電子制御燃料噴射装置)を採用する事で、スロットルレスポンスの向上を図るとともに、車体の軽量化によって、運動性能のさらなる向上を実現している。
 Honda独自の盗難抑止システム「H・I・S・S」は、強化タイプのコンビネーションロックに加え、オリジナルキーに内蔵されたチップがエンジンコントロールユニットからの信号を認識。信号を受けたチップはあらかじめ設定されているIDをエンジンコントロールユニットへ返信し、信号が合致しない限りエンジンが始動できないシステムで、盗難抑止に優れた効果を発揮するものとなっている。

  • Honda Ignition Security System

販売計画台数(国内・年間)

700台

メーカー希望小売価格

820,000円

(地域希望小売価格の一例:北海道は20,000円高、沖縄は10,000円高、その他一部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)

CBR600F4iの主な特徴

PGM-FIを採用しスロットルレスポンスに優れたエンジン

新開発のPGM-FIは、様々な運転状態で混合気を最適にコントロールし、理想的な燃焼を図る事で、優れたスロットルレスポンス性を実現している。
国内排出ガス規制に対応し、エアインジェクションシステム(二次空気導入装置)を採用している。

盗難抑止に優れた効果を発揮する「H・I・S・S」を採用

欧州仕様車で採用し好評を得ているHonda独自の盗難抑止システムH・I・S・Sを新たに採用している。

足回りの軽量化により運動性能を向上

軽量化を図った前・後サスペンションと、新形状の前・後ホイールの採用で約2kgの軽量化を実現し、運動性能をさらに高めている。

シャープでアグレッシブなスタイリング

新形状のフロント・アッパーカウルとデュアルヘッドライトや、セパレートタイプのシートを採用する事で、シャープでアグレッシブなスタイリングとしている。

充実した装備

  • 多機能デジタルメーターを採用。スピード、積算、ツイントリップ、時計、燃料残量、油温・水温警告の機能を設けている。
  • ハザードランプを採用。(国内専用)
  • 着火性能に優れたイリジウム・スパークプラグを採用。
  • ピリオンシート下に、U字ロックや小物が収納できるスペースを設けている。

車体色

鮮烈なイメージのウイニングレッド1色の設定。

主要諸元

通称名 CBR600F4i
車名・型式 ホンダ・BC-PC35
全長×全幅×全高(m) 2.065×0.680×1.135
軸距(m) 1.400
最低地上高(m) 0.135
シート高(m) 0.810
車両重量(kg) 196
乾燥重量(kg) 168
乗車定員(人) 2
最小回転半径(m) 3.0
エンジン型式 PC35E(水冷・4ストロークDOHC・直列4気筒)
総排気量(cm3) 599
内径×行程(mm) 67.0×42.5
圧縮比 12.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 51[69]/10,500
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 52[5.3]/7,500
燃料消費率(km/L) 31.6(60km/h定地走行テスト値)
燃料供給装置形式 PGM-FI(電子制御燃料噴射装置)
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) 3.7
燃料タンク容量(L) 18
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1 速 2.833
2 速 2.062
3 速 1.647
4 速 1.428
5 速 1.272
6 速 1.173
減速比(1次/2次) 1.822/2.687
キャスター(度)/トレール(mm) 24°00´/96
タイヤサイズ 120/70 ZR17 (58W)
180/55 ZR17 (73W)
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式 ダイヤモンド