本田技研工業（株）は、水冷・1300ccエンジンを搭載し、迫力あるフォルムと余裕の走りで好評を得ているカスタムスポーツバイク「ホンダ　X4(エックスフォー)」をより低重心化したローダウンフォルムとし、国内排出ガス規制に適合させた「ホンダ　X4Type LD^※」を3月10日より発売する。

X4は「パワードカスタム」をキーワードに開発され、'97年3月の発売以来、普通二輪からの代替ユーザーを中心に、大変好評を得ているモデルである。今回最低地上高とシート高を下げることによって更なる低重心化を図るとともに、エキゾースト・エアインジェクションシステム（二次空気導入装置）によって国内排出ガス規制に適合させている。

_{※LD………Low Down （ローダウン）の略}

2,000台

890,000円

は、水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒・1300ccを搭載し、吸気系の充填効率を徹底追及するとともに、極太マフラー（口径150mm）の採用によって、日常使用する機会の多い低・中回転域における力強い出力特性を発揮しながらも、高速道路等の走行に必要な高回転域で伸び感のある走り味を実現している。

は、丸型と角型断面鋼管を組み合わせたシンプルなダブルクレードル形式を採用。足付きを更に向上させる為低シート高（720mm）を実現するとともに、ハンドル位置を手前に20mm、上に35mm移動することで、ライディングの自由度を向上させている。

は、フロントに大径のインナーチューブに、高剛性のボトムブリッジを組み合わせて採用するとともに、リアには放熱効果の高いリザーバータンク付を新採用。ロングホイールベース（1,650mm）や、極太のアルミ製スイングアームなどとあいまってビックバイクにふさわしい乗り心地と手応えのあるハンドリングを両立させている。

は、フロントに新デザインの油圧式フローティングディスクに、対向4ポットキャリパーや焼結パッドを組み合わせたダブルディスクを、リアには油圧式ディスクに、対向2ポットキャリパーをそれぞれ装着し、優れた制動フィーリングを実現している。

は、前・後チューブレスタイヤ（前 120／70ZR18 59W　後 190／60ZR17 78W）を採用し、フロントホイールには軽量3本スポークアルミホイールを、リアには中空フルディッシュホイールを組み合わせて装備するなど、力強い走りを強調させている。

は、ロー&ロングのフォルムを更に強調する為、低シート化（730mm→720mm）し、エンジンやラジエターをシルバー塗装することで部品単体としても圧倒的な存在感を演出している。

は、精悍なパールプリズムブラックと、コントラストの鮮明なパールクリスタルホワイトの2色を設定している。