本田技研工業(株)は、優れた使い勝手と軽快な走行性能を併せ持つスポーツ・ユーティリティー・ワゴン 「オルティア」のマイナーチェンジを実施。スポーティーグレードの「Sタイプ」を追加するとともに、全車最高出力の5馬力向上とトルク特性の変更により走行性能を高めた。 さらに、内・外装の質感を向上し、 全国のプリモ店、ベルノ店から6月25日より発売する。
「オルティア」の主な変更内容
バリエーション
・スポーティーグレード「Sタイプ」を新設定。
- ○「Sタイプ」特別装備の内容
- ●車高を15mm下げたスポーティーサスペンション
- ●リアスタビライザー
- ●15インチアルミホイール
- ●専用デザインのスポーツシート
- ●革巻3本ステアリングホイール
・5速マニュアルトランスミッション車を新設定(M、B、M4タイプ)。
エクステリア
- ●新形状ヘッドライト(全タイプ)、およびフォグランプ(M、S、M4、L4タイプ)の採用と、バンパーの形状変更など、フロントデザインを一新。
- ●リアコンビネーションランプのレンズをマルチリフレクター化し、デザインを変更。
インテリア
- ●Sタイプにはブラックの内装と前席のスポーツシート、カーボン調パネルを、L4タイプには木目調パネルをそれぞれ専用で設定。
- ●全タイプのシートデザインを一新。前席の形状を変更し、ホールド性を高めた。また、Sタイプにはシャープな印象を与えるソフトウィーブ生地、Sタイプ以外には明るい印象を与えるモケット生地をシート表皮に採用し、質感を向上した。
走行性能・環境性能
- ●全タイプに2.0L DOHCエンジンを搭載。燃焼効率の徹底追求、圧縮比の適正化、ノッキングコントロール技術や省燃費オイルの採用などにより、150PS/6300rpmへと前モデルの2.0L DOHCエンジン搭載車に対して最高出力を5馬力向上。さらにトルク特性の変更によって走行性能を高めるとともに、13.8km/Lの低燃費(5速マニュアルトランスミッション2WD車10・15モード走行〈運輸省審査値〉)を達成。
快適性・操作性
- ●テールゲートに加え、ガラスハッチの開閉にも操作範囲の広い電波式キーレスエントリーを採用。荷物の出し入れの利便性と使い勝手の向上を図った。
- ●オートマチックトランスミッションは、ダイレクト制御化により変速時のショックを抑え、滑らかなシフトフィーリングを実現。
- ●液封エンジンマウントと、ダイナミックダンパーを追加したエンジンサイドマウントにより振動を減衰するとともに、キャビン内には遮音材を追加。室内の静粛性を向上した。
販売計画台数(国内・年間)
1,500台
希望小売価格(消費税含まず、単位:千円)
タイプ | エンジン | 東京 | 名古屋 | 大阪 | 福岡 | 仙台 | 札幌 | 沖縄 | ||
B | MT | 2WD | 2.0L DOHC | 1,663 | 1,658 | 1,661 | 1,677 | 1,675 | 1,692 | 1,720 |
AT | 1,758 | 1,753 | 1,756 | 1,772 | 1,770 | 1,787 | 1,815 | |||
M | MT | 1,723 | I,718 | 1,721 | 1,737 | 1,735 | 1,752 | 1,780 | ||
AT | 1,818 | 1,813 | 1,816 | 1,832 | 1,830 | 1,847 | 1,875 | |||
* S | AT | 1,968 | 1,963 | 1,966 | 1,982 | 1,980 | 1,997 | 2,025 | ||
M4 | MT | 4WD | 1,903 | 1,898 | 1,901 | 1,917 | 1,915 | 1,932 | 1,960 | |
AT | 1,998 | 1,993 | 1,996 | 2,012 | 2,010 | 2,027 | 2,055 | |||
L4 | AT | 2,118 | 2,113 | 2,116 | 2,132 | 2,130 | 2,147 | 2,175 |
注1)*印は写真掲載モデル
注2)サンルーフは80千円高
注3) Sパッケージ(プライバシーガラス/ボディー同色サイドプロテクター&サイドシルガーニッシュ)は50千円高(S、L4タイプには標準装備、M、M4タイプに工場オプションを設定)
注4) アルミホイール(14インチ)は50千円高(L4タイプには標準装備、M、M4タイプに工場オプションを設定)
注5) ホンダ・ナビゲーションシステムは195千円高(ただし、Sタイプ用は220千円、L4タイプ用は160千円高)
注6)速度警報装置+フェンダーミラーは15千円高(BタイプAT車に工場オプションを設定)