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1998年02月05日 ニュースリリース

4ストロークエンジン搭載のミニティラー「FG100」を新発売

 本田技研工業(株)は、超小型軽量4ストロークエンジンGX31を搭載し、クリーンな排出ガスと低燃費で人と環境に優しく、園芸や家庭菜園に最適なミニティラー「FG100」を、1998年2月25日(水)から、全国のホンダ汎用商品取扱店より発売する。

ミニティラー FG100

ミニティラー FG100

 この「FG100」は、大勢を占める2ストロークエンジン搭載のミニティラーの市場に、初の4ストロークエンジンを搭載して参入するもので、昨年1月に発表したホンダ独自の超小型360°自在傾斜4ストロークエンジン「GX31」を搭載。2ストロークエンジンと同等の軽量コンパクトを達成しながらも、ホンダの持つ4ストロークエンジン技術により、2ストロークエンジンの約2分の1の実用燃費やクリーンな排気を実現し、人と環境に優しいミニティラーとしている。また、レバー一本の簡単操作やメカニカルデコンプの標準装備など、園芸や家庭菜園などに最適なミニティラーとしている。 

「ミニティラー FG100」の主な特長は 、

  • クラス初の4ストロークエンジン搭載により、クリーンな排出ガス、優れた燃費特性やオイル消費の低減、またメンテナンスの簡易化などにより、優れた経済性を発揮。
  • ホームユースユーザーに親しみやすいデザインの採用。
  • 女性やお年寄りにも気軽に扱える、レバー1本の簡単操作とメカニカルデコンプの標準装備。
  • 持ち運びに便利なキャリーハンドルを標準装備。
  • 収納や運搬に便利な折りたたみ式ハンドルや、軽く押すだけで自在に動かせる移動車輪を標準装備。
  • 230mmの耕幅で土へのくい込み性に優れ振動の少ないローターを採用。また、外爪を外せば耕幅160mmとなり狭い場所での作業にも対応。

なお、このFG100は、Honda Power Equipment Mfg. Inc.ノースカロライナ工場初の生産委託会社であるHOFFCO社が、ホンダよりエンジンの供給を受けて生産組立を行い、輸入販売するものである。

販売計画台数(国内・年間)

1,500台

全国希望小売価格

(消費税含まず)

Jタイプ

64,000円

主要諸元

日本仕様

機種名 FG100
全長×全幅×全高(mm) 1,080×395×980
全装備重量(kg) 14.5(移動車輪付)
エンジン
名称 GX31
形式 強制空冷4ストローク単気筒ガソリン(OHV)
総排気量(cm3) 31.0
最大出力(PS/rpm) 1.0/7,000
始動方式 リコイルスターター
点火方式 トランジスタ式マグネト
燃料タンク容量(L) 0.6
主クラッチ方式 自動遠心クラッチ
変速段数 前進1段
耕幅(mm) 230/160
爪径(mm) φ220
爪軸回転数 194(エンジン6200rpm時)
  • 全装備重量は、ガソリン、オイルを注油し刈刃をセットした重量。