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1997年12月25日 ニュースリリース

4ストロークエンジン搭載の背負式刈払機「刈丸4 UMR422/431」を新発売

 本田技研工業(株)は、超小型軽量4ストロークエンジンGX22&31を搭載し、作業姿勢や保管場所を選ばない、人と環境に優しい背負式刈払機「刈丸4 UMR422/431」を、1998年1月6日(火)から、全国のホンダ汎用商品取扱店より発売する。 

刈丸4 UMR422

刈丸4 UMR422

 この「刈丸4 UMR422/431」は、全世界で年間約600万台といわれる2ストロークエンジン刈払機の市場に、4ストロークエンジンを搭載して参入するもので、本年2月に発表した「UMK422/431」に続く第2弾の商品である。背負い式とすることにより、作業量の拡大や疲労感の低減を図った新商品としている。搭載するホンダ独自のGX22&31エンジンは、360°自在傾斜を可能としながらも、2ストロークエンジンと同等の軽量コンパクトを達成している。さらに、ホンダの持つ4ストロークエンジン技術により、2ストロークエンジンの約2分の1の実用燃費やクリーンな排気を実現。また、メカニカルデコンプの標準装備などにより、人と環境に優しい特性としている。

刈丸4 UMR431

刈丸4 UMR431

「刈丸4 UMR422/431」の主な特長

  • 新設計の背負いパッドは2層構造として腰への負担を減らし、背あて部分には通気性を考慮した快適設計を採用。
  • エンジン防振マウントの最適化により、クラストップの低振動を達成し疲労感を低減。
  • 両腕の負担を低減させ作業が容易な、ループハンドルタイプの新型グリップを採用。 (Lタイプ)
  • 草はけが良く巻き付きの少ない大型飛散防止カバーや、手を離せば刈刃が停止するトリガースロットルレバーの採用、ワンタッチ着脱機構付き背負い式ベルトなどにより、ワンランク上の作業量及び優れた耐久性、安全性を実現。
  • 4ストロークエンジン搭載により、優れた燃費特性やオイル消費の低減、またメンテナンスの簡易化などにより、優れた経済性を発揮。
  • OHVクロスフロー燃焼室などにより、10,000rpmの高回転高出力と低速からの粘り強いワイドトルク特性を両立。
  • 新構造のメカニカルオートデコンプや4ストローク技術により、優れた始動性と疲労感の少ない騒音特性を実現。

販売計画台数 (国内・年間)

UMR422&431 合計

6,000台

全国希望小売価格

(消費税含まず)

UMR422

68,800円

UMR431

73,800円

主要諸元

機種名 UMR422 UMR431
エンジン
名称 GX22 GX31
形式 強制空冷4サイクル単気筒OHV
総排気量(cm3) 22.2 31.0
最大出力[kW(PS)/rpm] 0.74(1.0)/7,000 1.11(1.5)/7,000
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm) 1.09(0.11)/4,500 1.64(0.17)/4,500
始動方式 リコイル式(メカニカルデコンプ装備)
燃料タンク容量(L) 0.45 0.65
オイル容量(L) 0.1
フレーム 標準刈刃径(mm) 230 255
ハンドル形式
(バリエーション)
L
ループハンドル
G
2グリップハンドル
L
ループハンドル
背負いベルト ワンタッチ着脱機構付き背負い式
全長×全幅×全高(mm) 2,650×315×425 2,675×315×425
乾燥重量(刈刃なし)(kg) L 8.9 G 8.5 9.8
全装備重量(kg) L 9.7 G 9.3 10.8
替刃
刈刃の種類 8枚刃
刈刃径(mm) 230 255
刈刃重量(kg) 0.4 0.5
  • 全装備重量は、ガソリン、オイルを注油し刈刃をセットした重量。