本田技研工業(株)は、扱いやすく経済性静粛性に優れた水冷・4サイクル・単気筒250cc エンジンを搭載し、都市部での通勤はもとより、長距離ツーリングまで幅広用途で開放感あふれる快適な乗り心地の新型スクーター「ホンダ フォーサイト」を6月11日より発売します。
ホンダはかねてより、250ccの大型スクーターの市場創出に取組み、'84年8月に「スペイシー250 フリーウェイ」を、'86年4月にはツーリング用途にもマッチした「フュージョン」をそれぞれ発売し、ユーザーニーズに応えてきました。
このフォーサイトは、これまでに培ったノウハウを基に、都市部で求められる取り回しのよさや俊敏な機動性と、長距離ツーリングでの快適な乗り心地を高次元で融合させたスポーツ感覚あふれるスタイリッシュなスクーターとなっています。
8,000台
479,000円
地域希望小売価格の一例 : 北海道は15,000円高、沖縄は9,000円高、その他一部地域を除く。
参考価格。消費税を含まず。
このコンビ・ブレーキは、より安心感のある扱いやすいブレーキシステムの実現を目指してホンダが独自に開発したもので、左ブレーキレバー(後輪ブレーキ)の操作時に、制動力を前・後輪に適切に配分しています。
フロント・ディスクブレーキ及びリア・ドラムブレーキは、共に油圧式を採用しコントロール性に優れたものとしています。
市街地走行における低・中速域で力強く粘り強い出力特性を発揮させるとともに、高速走行における高回転域まで、静粛性と低振動性を実現した水冷・4サイクル・249cm3・単気筒エンジンは、ワイドレシオのVマチック機構(無段変速機構)の採用とあいまって、スムーズで扱いやすく快適な走行が楽しめるものとしています。
フロントからリアまで流れるようなラインで構成されたボディは、ウインドプロテクション効果に優れたウインドスクリーン(風防)をハンドルにマウントするとともに、ウインドスクリーンの下部にエアスクープを設ける事で走行時の不快な巻き込み風を防止しています。また、フロントノーズの両サイド部にもエアスクープを設ける事で、走行時の足元への不快な巻き込み風を防止する「エアカーテン・コントロールシステム」を装備しています。
低く幅広のシートは、座り心地と足着き性を徹底して追求した形状とする事で、二人乗りでも余裕のある疲れにくいものとしています。
通称名 | フォーサイト | |
車名・型式 | ホンダ・MF04 | |
全長×全幅×全高 | (m) | 2.070×0.735×1.410 |
軸距 | (m) | 1.450 |
最低地上高 | (m) | 0.140 |
シート高 | (m) | 0.725 |
車両重量/乾燥重量 | (kg) | 162/149 |
乗車定員 | (人) | 2 |
最小回転半径 | (m) | 2.3 |
エンジン型式 | MF04E(水冷・4サイクル・単気筒・OHC) | |
総排気量 | (cm3) | 249 |
内径×行程 | (mm) | 72.7×60.0 |
圧縮比 | 10.5 | |
最高出力 | (PS/rpm) | 21/7,000 |
最大トルク | (kgm/rpm) | 2.4/5,500 |
燃料消費率(km/L)60km/h定地走行テスト値 | 41.0 | |
キャブレター型式 | VE3BA | |
始動方式 | セルフ | |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑油容量 | (L) | 1.3 |
燃料タンク容量 | (L) | 12.0 |
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | |
変速機形式 | 無段変速式 | |
変速比 | 1速 | 2.250~0.830 |
減速比(1次/2次) | 2.714/2.533 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 27°30′/87 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/90-12 64J(チューブレス) |
後 | 130/70-12 59J(チューブレス) | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 油圧式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | ユニットスイング式 | |
フレーム形式 | バックボーン |