本田技研工業（株）は、手軽に乗れる自転車の良さはそのままに、上り坂や向かい風などで楽に走行できる電動アシスト自転車として好評の「ホンダ ラクーン」に新開発のユニットや新設計のフレームを採用し、よりお求め易い低価格を実現した「ホンダ ラクーン ２４ ＵＸ－１／ＵＸ－３」「ホンダ ラクーン ２０ ＲＸ－３」を1997年２月１５日より発売します。

　この新型ラクーンは、新設計、新デザインの乗り降りし易いＵ字型フレームの採用に加え、着脱式バッテリーとフロントバスケットをフレームマウントにすることで、より取り回しに優れた車体設計としています。また、新設計のアシストユニットを採用することで、一段と軽快な走行感を実現しています。
　 価格は、「ラクーン ２４ ＵＸ－１」の本体価格を７９，５００円と低価格に設定するとともに、新開発のバッテリー専用充電器を従来の当社製品に比べ、２，０００円安い１０，０００円に設定することで、より多くのお客様がお求め易いものとしています。

５５，０００台

７９，５００円

８９，５００円

８９，５００円

１０，０００円

２４インチ、２０インチそれぞれに専用のU字型フレームを採用し、乗り降りがし易い形状として います。同時に、配線やコントローラーなどの制御機構や、新開発のアシストユニットをインテグレートデザインのカバーで包み込み、泥や雨から守るとともに、独自のやわらかな曲線を基調としたやさしいデザインとしています。
新設計の車体は、バッテリーの搭載位置を、フロントバスケットとともにフレームマウントとし、ハンドルに重さを伝えにくくしています。このため、フロントバスケットの荷物積載時と空荷時のハンドル操作力の差が小さく、荷物を積んだ時もふらつきにくいハンドリングを実現しています。
また、駐車時のスタンド掛けに要する力は、従来モデルに比べ大幅に軽減しています。

今回、新設計のモーターや、伝達効率を高めた新開発ユニット、なめらかなアシストを実現した新設計の制御機構の採用に加え、ころがり抵抗を軽減した新開発のタイヤの採用とあいまって、一段と軽快な走行感覚を実現しています。
また、「ラクーン ２４ UX-3」は、一充電あたりの走行距離を、従来モデルに比べ２５％向上させた２５ｋｍ（モード走行時）とし、平坦路パターンでは３５ｋｍとすることで使い勝手に優れたものとしています。

充電の作業を簡便なものとするため、従来と同様の着脱式バッテリーを採用。
また、バッテリーユニットをA4サイズの薄型コンパクトなブックタイプとし、新開発の専用充電器にバッテリーをワンタッチでセットするだけで自動的に充電可能なものとしています。
バッテリーには、従来モデルで好評の親切設計「バッテリー残量お知らせランプ」を採用。ボタンを押すだけで５個のランプによって、６段階の表示ができ、充電時における充電量の確認や走行前のバッテリーの残量がひと目で確認できるもので、充電の時期や走行プランに合った使い方が できる安心機構となっています。