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1995年02月21日 ニュースリリース

軽量・コンパクトで低燃費な汎用エンジン6.5馬力ホンダ「GX200」を新発売

 本田技研工業(株)は、軽量・コンパクトで低燃費な作業動力源として、世界中で好評を得ているホンダ汎用空冷4サイクルOHVエンジンGXシリーズに、新たに6.5馬力の「ホンダGX200」3タイプを加え、3月10日(金)より全国のホンダ汎用製品取扱店から発売する。

ホンダGX200NJ

ホンダGX200NJ

 この「GX200」はシリーズの特徴である4サイクルOHV機構により高トルク、高出力と低燃費を実現させるとともに、傾斜シリンダー(25°)の採用により、軽量コンパクトで搭載性に優れたものとしている。 

主な特長

  • 始動が容易なメカニカルデコンプ機構※1と、着火性に優れたトランジスタ式点火機構を採用。
  • マフラー、エアクリーナーの低騒音化設計により静かでマイルドな吸排気音を実現。
  • 4サイクルOHV機構による低オイル消費、少カーボン堆積、及びトランジスタ点火機構の採用により、大幅にメンテナンス性を向上。
  • 用途に応じ優れた搭載性が更に活かせるようカム軸出力(1/2減速)※2タイプ(NJ)、外付1/2減速機構付タイプ(LJ)を用意。

 これによるホンダ汎用エンジンGXシリーズは10モデルとなり、今回の6.5馬力を加えて、2.5馬力から20馬力まで、使用目的に合わせて最適なタイプを選べるものとなった。

  • ※1エンジンを始動する時、リコイルスターターのロープが軽く引けるようにエンジンの圧縮を一時的に逃す機構
  • ※2減速機を内蔵したカム軸からの出力タイプ

全国希望小売価格(消費税含まず)

GX200

SJタイプ(クランク軸出力タイプ<直結>)

70,000円

NJタイプ(内蔵1/2減速機構付)

72,000円

LJタイプ(外付1/2減速機構付)

72,000円
※フューエルゲージ付(1,000円高)を各タイプ別に用意

国内販売計画台数

7,000台/年間

GX200(SJ)主要諸元

< >はGX200(NJ・LJ)

エンジン形式 空冷4サイクル傾斜形ガソリン(OHV)単気筒
総排気量(cc) 196
ボア×ストローク(mm) 68×54
連続定格出力(PS/rpm) 5.0/3,600<5.0/1,800>
最大出力(PS/rpm) 6.5/3,600<6.5/1,800>
最大トルク(kgm/rpm) 1.35/2.500
使用燃料 自動車用無鉛ガソリン
燃料タンク容量(L) 3.6
燃料消費率(g/PS・h) 230(連続定格出力時)
点火方式 無接点式マグネット点火(トランジスタ)
始動方式 リコイル式
乾燥重量(kg) 16.0<16.5>
全装備重量(kg) 19.5<20.0>
寸法(全長×全幅×全高/mm)
(PTO出力軸を含む)
313×376×335(352/LJのみ)