本田技研工業(株)は、米国の生産拠点であるホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング(HAM)で生産され、'88年型モデルより日本に輸入・販売し、快適で充実した数々の装備などで好評を得ている「ゴールドウイング SE」の'96年型モデルを輸入し、価格を引き下げ'96年1月25日より発売する。
ゴールドウイング SE
ゴールドウイングは、ホンダの二輪車ラインナップの最高峰モデルとして位置付けられ、1975年に発売以来、米国や欧州そして日本を中心に、長距離ツーリングを楽しむバイクとして独自の文化とステータスを創り上げており、この間ユーザーの多様な要望に応じながら進化・熟成を続けてきたものである。
'96年型モデルのゴールドウイング SEは、'95年型モデル(20周年記念車)より採用した電動ワイパーなどの豪華装備はそのままに、市街地から長距離ツーリングまで快適な走行を楽しめる充実した装備となっている。
メーカー希望小売価格は、現行の'95年型モデル(20周年記念車)に比べ10万円低い価格に設定している。
今回、車体色は鮮やかなパール・グレイシャー・ホワイトと、落ち着いたメタリック・グレーのツートーンを新たに採用し、豪華さと気品に溢れたイメ-ジとしている。
販売計画台数(国内・年間)
120台
メーカー希望小売価格
2,130,000円
(地域希望小売価格の一例:北海道は30,000円高、沖縄は10,000円高、その他一部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)
主要諸元
| 通称名 | ゴールドウイング SE | |
| 車名・型式 | ホンダ オブ アメリカ・SC22 | |
| 全長×全幅×全高 (m) | 2.615×0.955×1.495 | |
| 軸距 (m) | 1.69 | |
| 最低地上高 (m) | 0.115 | |
| シート高 (m) | 0.725 | |
| 車両重量/乾燥重量 (kg) | 407/384 | |
| 乗車定員 (人) | 2 | |
| 燃料消費率(km/L) 60km/h定地走行テスト値 |
26.1 | |
| 最小回転半径 (m) | 3.1 | |
| エンジン型式 | SC22E(水冷・4サイクル・水平対向6気筒・OHC) | |
| 総排気量 (cm3) | 1.52 | |
| 内径×行程 (mm) | 71.0×64.0 | |
| 圧縮比 | 9.8 | |
| 最高出力 (PS/rpm) | 97/5,000(SAE) | |
| 最大トルク (kgm/rpm) | 15.2/4,000(SAE) | |
| キャブレター型式 | VDG9 | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火装置形式 | フル・トランジスタ式バッテリ点火 | |
| 潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
| 潤滑油容量 (L) | 4.3 | |
| 燃料タンク容量 (L) | 23 | |
| クラッチ形式 | 湿式多板ダイヤフラム・スプリング | |
| 変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
| 変速比 | 1速 | 2.666 |
| 2速 | 1.722 | |
| 3速 | 1.272 | |
| 4速 | 0.964 | |
| 5速 | 0.758 | |
| 後退 | 8.846 | |
| 減速比(1次/2次) | 1.591/0.971×2.833 | |
| キャスター(度)/トレール(mm) | 30°00′/115 | |
| タイヤサイズ | 前 | 130/70-18 63H |
| 後 | 160/80-16 75H | |
| ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク |
| 後 | 油圧式ディスク | |
| 懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
| 後 | スイングアーム式 | |
| フレーム形式 | ダブルクレードル | |
(最高出力および最大トルクはSAE規格に基づいた値です。)