本田技研工業(株)は、'86年に発売以来、スクーターならではの利便性と、流麗なスタイルにヘルメットなどの小物の収納に便利な大型トランクルーム※などを兼ね備え、市街地走行から長距離ツーリングまで二人でゆったり楽しめる250ccスクーターとして好評を得ている「ホンダ フュージョン」のカラーリングを変更するとともに、新たに限定販売モデルの「ホンダ フュージョンSE」をタイプ追加し、4月13日より発売する。
このフュージョンは、ホンダ・スクーターの頂点に位置する機種で、高級感溢れる外観や使い勝手の良い装備などによって、通勤や郊外へのツーリングを楽しむアダルト層に好評を得ているモデルである。
販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計
3,800台
(内フュージョンSEは、限定1,000台)
メーカー希望小売価格
フュージョン
520,000円
フュージョンSE
560,000円
(地域希望小売価格の一例:北海道は15,000円高、沖縄は9,000円高、その他一部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)
今回タイプ追加されるフュージョンSEは、従来からのロングホイールベースと、低重心、低シート高による快適な乗り心地と取り廻し易さなどの定評ある基本特性はそのままに、本格的な発光ダイオード式のハイマウント・ストップランプを内蔵したリア・スポイラーと、高級感溢れるレザー調のシート表皮や、トランクルーム左右とトランクリッドに配したゴールド・カラーの立体エンブレム、ウインドスクリーン下部へのグラデーション処理を採用するなど、一段と高級感とスポーティな印象を高めたものとしている。 カラーリングは、フュージョンに明るいイメージの中にもクオリティ感ある「ユーログレイメタリック」と、新たにシックで落ちついたイメージの「パールアトランティスブルー」の2色を採用。フュージョンSEには、ブラックを基調にフロントカバーとトランクルームからトランクリッドにかけてダークキャンディレッドのストライプを配した、艶やかで気品のある豪華なイメージのツートーン・カラーを採用。幅広いユーザーからの要望に応えられるものとしている。
※フュージョン専用ヘルメット2個収納可能。
主要諸元
通称名 | フュージョン〈フュージョンSE〉 | |
車名・型式 | ホンダ・MF02 | |
全長×全幅×全高 (m) | 2.265×0.745×1.355 | |
軸距 (m) | 1.625 | |
最低地上高 (m) | 0.145 | |
シート高 (m) | 0.665 | |
車両重量/乾燥重量 (kg) | 168〈169〉/156〈157〉 | |
乗車定員 (人) | 2 | |
燃料消費率(km/L) 50km/h定地走行テスト値 |
45.5 | |
最小回転半径 (m) | 2.9 | |
エンジン型式 | MF01E(水冷・4サイクル・OHC・単気筒) | |
総排気量 (cm3) | 244 | |
内径×行程 (mm) | 72.0×60.0 | |
圧縮比 | 10.0 | |
最高出力 (PS/rpm) | 20/7,500 | |
最大トルク (kgm/rpm) | 2.2/5,500 | |
キャブレター型式 | VE14 | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火装置形式 | CDI式マグネット点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量 (L) | 1.0 | |
燃料タンク容量 (L) | 12 | |
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | |
変速比 | 1速 | 2.100~0.880 |
減速比(1次/2次) | 2.642/2.500 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 28°00′/90 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/100-12 67J |
後 | 120/90-10 65J | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | |
懸架方式 | 前 | ボトム・リンク式 |
後 | ユニット・スイング式 | |
フレーム形式 | アンダボーン |