本田技研工業(株)は、軽量で力強い出力特性を発揮する空冷・4サイクル単気筒エンジンを搭載し、本格的なランドスポーツバイクとして好評の「ホンダ XLR250R」と「ホンダXLR BAJA」のカラーリングを変更し、12月3日より発売する。
このXLR250RとXLR BAJAは、高性能と信頼性を両立させた空冷・4サイクル単気筒エンジンを搭載。長い作動量を確保した前・後サスペンションや、軽量の車体を活かした悪路走破性の高さに加え、軽量でコントローラブルな制動力を発揮する前・後ディスクブレーキなどによって、本格的なオフロード走行を楽しめるバイクとして好評を得ているモデルである。
今回XLR250Rは、フューエルタンク部の“XLR”のロゴを強調するなど、オフロード走行専用車として大変好評を得ている“XR”シリーズのイメージを踏襲し、すっきりとした軽快なカラーリングとしている。
XLR BAJAは、車体色はシャスタホワイトを基調に、フロントフェンダーやスエード調の座面のシートなどに鮮やかなブルーを配し、フューエルタンク側面には蛍光色を使用した“BAJA”のロゴを、フロントとリアのホイールにはゴールドカラーリムを採用するなど、一層斬新で躍動感あふれるイメージとしている。また、幅広タイプのステップ(30mm→36mm)の採用により、オフロード走行での使い勝手を向上させている。
カラーリング名称
XLR250R
シャスタホワイト
XLR BAJA
シャスタホワイト × ディオニサスブルー
販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計
3,000台
メーカー希望小売価格
XLR250R
425,000円
XLR BAJA
445,000円
(地域希望小売価格の一例:北海道は15,000円高、沖縄は9,000円高、その他一部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)
※ 主要諸元は、従来モデルと変更ありません。
主要諸元
通称名 | XLR250R<XLR BAJA> | |
車名・型式 | MD 22 | |
全長×全幅×全高 (m) | 2.165×0.860×1.210<1.190> | |
軸距 (m) | 1.430 | |
最低地上高 (m) | 0.285 | |
シート高 (m) | 0.860 | |
車両重量/乾燥重量 (kg) | 125/114<126/116> | |
乗車定員 (人) | 2 | |
燃料消費率(km/L)50km/h定地走行テスト値 | 50.3 | |
最小回転半径 (m) | 2.1 | |
エンジン型式 | MD 17 E(空冷・4サイクル・OHC・4バルブ・単気筒) | |
総排気量 (cm3) | 249 | |
内径×行程 (mm) | 73.0×59.5 | |
圧縮比 | 9.3 | |
最高出力 (PS/rpm) | 28/8,500 | |
最大トルク (kgm/rpm) | 2.5/7,500 | |
キャブレター型式 | PD 79 | |
始動方式 | キック式 | |
点火装置形式 | CDI式マグネット点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量 (L) | 1.6 | |
燃料タンク容量 (L) | 9.0 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.769 |
2速 | 1.941 | |
3速 | 1.450 | |
4速 | 1.130 | |
5速 | 0.923 | |
6速 | 0.785 | |
減速比(1次/2次) | 3.100/3.125 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 26°50′/105 | |
タイヤサイズ | 前 | 3.00-21-51P |
後 | 4.60-18-63P | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイング・アーム式(プロリンク) | |
フレーム形式 | セミダブルクレードル |