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1993年03月30日 ニュースリリース

オフロード走行の楽しさを味わえる本格装備の原付スポーツバイク「ホンダCRM50/80」にリア・ディスクブレーキを採用するとともにカラーリングを一新し発売

 本田技研工業(株)は、小排気量ながら車体や足廻りを本格装備し、オフロード走行の楽しさを存分に味わえる原付スポーツバイクとして好評の「ホンダ CRM50/80」に、油圧式リア・ディスクブレーキを採用するとともにカラーリングを一新し、4月14日より発売する。

ホンダ CRM50

ホンダ CRM50

 このCRM50/80は、水冷・2サイクル・単気筒エンジンを搭載し、最高出力はそれぞれ7.2PS/9,500rpm(CRM50)と11PS/8,500rpm(CRM80)を発揮。6段ミッションを組み合わせることによりクラッチ操作やギヤチェンジが楽しめるスポーティな性格としながらも、エンジン振動を低減させる一軸バランサーを内蔵し、長時間走行にも配慮した設計としている。  フレームは、マス(質量)集中化と軽量・高剛性を追及したセミダブルクレードル・フレームに、分割式のサブフレームを採用し整備性にも配慮した設計としている。  足廻りは、フロントに、優れた減衰特性をもつテレスコピック式サスペンション。リアには、放熱性に優れた別体式のリザーバータンク付きダンパーをプロリンク式サスペンションに組み合わせて装備し、優れた悪路走破性を発揮させている。今回これらの優れた基本特性はそのままに、新たに制動フィーリングに優れた油圧式リア・ディスクブレーキを採用し、オフロードでの使い勝手を一段と向上させている。

販売計画台数(国内・年間)

CRM50

1,200台

CRM80

800台

メーカー希望小売価格

CRM50

274,000円

CRM80

294,000円

(地域希望小売価格の一例:北海道は<CRM50>8,000円高、<CRM80>12,000円高。 沖縄は<CRM50>5,000円高、<CRM80>8,000円高。その他一部地域を除く。) (参考価格。消費税を含まず。)

 カラーリングは、本格的なエンデューロ走行で優れた走破性を発揮し、好評の「CRM250R」をイメージしたホワイトをベースに、直線基調の大胆なニューグラフイックデザインや燃料タンク左右に鮮やかなロゴを採用するとともに、前・後フェンダーをシートと同色のレッドとし、一段と軽快で躍動感溢れるものとしている。

主要諸元

通称名 CRM50 CRM80
型式 A-AD 13 HD 12
全長×全幅×全高 (m) 1.880×0.760×1.100
軸距 (m) 1.240
最低地上高 (m) 0.270
シート高 (m) 0.820
車両重量/乾燥重量 (kg) 84/77 85/78
乗車定員 (人) 1
燃料消費率(km/L) 定地走行テスト値 55.2(30km/h) 34.3(60km/h)
最小回転半径 (m) 1.9
エンジン型式 AC08 E(水冷・2サイクル・単気筒) HD08 E(水冷・2サイクル・単気筒)
総排気量 (cm3) 49 79
内径×行程 (mm) 39.0×41.4 49.5×41.4
圧縮比 7.2 7.3
最高出力 (PS/rpm) 7.2/9,500 11/8,500
最大トルク (kgm/rpm) 0.63/7,500 0.96/8,000
キャブレター型式 PF 70
始動方式 キック式
点火装置形式 CDI式 マグネット点火
潤滑方式 分離潤滑式
潤滑油容量 (L) 0.6
燃料タンク容量 (L) 5.2
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 3.166
2速 2.062
3速 1.500
4速 1.173
5速 1.000
6速 0.851
減速比(1次/2次) 4.117/3.133 4.117/3.066
キャスター(度)/トレール(mm) 27°10′/76
タイヤサイズ 70/100-17 40 P
90/90-14M/C 46 P
ブレーキ形式 油圧式ディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイング・アーム式
フレーム形式 セミダブルクレードル