本田技研工業(株)は、コンパクトなボディサイズながら本格的な装備、デザイン、走り味など、大変好評を得ているミニ・スポーツバイク「ホンダNSR50/80」のカラーリングをより精悍なイメージとするとともに細部を変更し、2月25日より発売する。 このNSR50/80は、'87年に発売以来、コンパクトなボディサイズながら操る楽しさを存分に味わえることで、若者を中心に好評を得ているモデルである。

　エンジンは、定評の水冷・2サイクル・単気筒を搭載し、50ccクラス最高レベルの7.2PS/10,000rpm(NSR80:12PS/10,000rpm)を発揮。6段ミッションを組み合わせることにより、クラッチ操作やギアチェンジが楽しめるスポーティなものとしている。また、エンジン振動を低減させる一軸バランサーを内蔵するなど、長時間走行にも配慮した設計としている。

7,000台

1,200台

255,000円

270,000円

　足廻りは、前・後輪にNSR250Rシリーズと同じデザインのスポーティなU字断面6本スポークホイールを新たに採用するとともに、本格的な幅広のチューブレスタイヤと制動フィーリングに優れた前・後油圧ディスクブレーキを組み合わせて装備している。さらに、前後のサスペンションは、路面追従性の良い油圧式ダンパーを装備。スムーズでスポーティな走り味が楽しめる本格ミニ・スポーツバイクとしている。
　カラーリングは、ワークスマシンNSR250の躍動感溢れるブラッシュ(刷毛塗り)パターン・イメージとし、ロスホワイト/ファイティングレッドをNSR50/80に、精悍なイメージのブラック/クリアーパープルをNSR50に新たに設定し、一段と小粋でスポーティなムードとしている。
　また今回、バックミラーのデザインを変更し、ウインカースイッチを操作が容易なプッシュキャンセル式とするとともに、クラッチアジャスターを手元に設けるなど、より使い勝手を向上させたものとしている。