ホンダNSXに、運動性能をより際立たせたピュアスポーツモデル「タイプR」を追加し発売

　本田技研工業（株）は、本格的なミッドシップスポーツカーとして高い評価を得ているＮＳＸに、走りの楽しさを徹底追求し、さらに運動性能を際立たせたＮＳＸ「タイプＲ」を設定、１１月２７日より全国のベルノ店から受注生産による販売を開始する。

NSX タイプ R

　この「ＮＳＸ　タイプＲ」は、より高度な運動性能を実現する為、ＮＳＸで採用した材料置換による軽量化技術をさらに推し進めるとともに、レーシングカーのチューニング理論を随所に応用したピュアスポーツモデルとして開発。

●元来軽量なオールアルミボディに加え、更に数十項目にわたる徹底した軽量化を進め、１２０ｋｇにおよぶ重量軽減を実現。これにより、加速性能をはじめブレーキ性能、コーナリング性能を更に高めた
●ニュルブルクリンクをはじめ、世界各地のサーキットでの充分な走行テストによる、サスペンションをはじめとする足廻りの専用チューニング
●ＭＯＭＯ製ステアリングホイールやレカロ社との共同開発によるフルバケットシートなど専用パーツの採用とともに、シフトやクラッチの操作フィールにもこだわった装備・仕様など、ドライバーとクルマとの一体感を重視したダイレクトな操縦性、操作性を実現。スポーツ走行を楽しむエンスージアストに応えるものとしている。

ＮＳＸ　タイプＲ概要

重心を車体の中心へ、また低部へと位置させるべく周辺部位からの軽量化を図ることで、ヨー慣性モーメントや荷重移動の低減化を実現。また、ピュアスポーツモデルとしての性能の徹底追求から、あえて遮音材や制振材、快適装備の一部までを削減している。

・バンパービーム、ドアビームのアルミ化
・エンジンメンテナンスリッドのアルミメッシュ化
・独レカロ社との共同開発による超軽量フルバケットシート、伊ＭＯＭＯ社製の軽量ステアリングホイール、ＥＮＫＥＩ製超軽量アルミホイールなど専用パーツの採用その他、チタン削り出しシフトノブ、リアスポイラー、リアパーテーションガラス、クラッチダンパー、フロアカーペット、トランクライニング材など数十項目にわたり、グラム単位の軽量化を実施。

コーナリングスピードのみの追求ではなく、クルマとの一体感を高めることによって、サーキット等でのスポーツ走行が一層楽しめることを主目的とし、さらに高いトラクションと操縦性を目指した。

高回転域を多用した走りを重視するタイプＲでは、徹底的な品質管理によって各パーツのバランスをより向上させるという、レーシングエンジンと同じチューンアップ方法を採り、スムーズで力強い加速感を実現している。

操作性とともに、よりスポーツ性を高めたデザインも性能の一部と捉え、総合的なインターフェースの充実を図っている。

消費税含まず

単位：千円

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