本田技研工業(株)は、ユニークなデザインと小柄なボディで人気のある小粋なレジャーバイク「ホンダ モンキー」の細部を熟成するとともに、カラーリングを変更し、4月20日より発売する。
このモンキーは、昭和42年の発売以来約25年間、愛らしく小柄なボディスタイルや、信頼性の高い4サイクルエンジンなどで好評を得、ロングセラーを続けているレジャーバイクである。
販売計画台数(国内・年間)
2,000台
メーカー希望小売価格
169,000円
(北海道・沖縄価格は5,000円高、その他一部離島を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)
エンジンは、定評の空冷・4サイクル・単気筒を搭載。今回新たにカムシャフト軸受部にボールベアリングを採用し、低・中回転域から高回転域まで幅広い回転域で軽快なレスポンスを発揮させながら、優れた耐久性や低燃費をも実現している。さらに始動時などで優れた点火特性をもつCDI式マグネット点火方式(12V)を新たに採用するとともに、カムチェーンの調整が不要のオートカムチェーンテンショナーを採用し、メンテナンス・フリー化を図っている。
また、左右のエンジンカバーと、左のシリンダーヘッドサイドカバーにはバフ仕上げにクリア塗装を施し質感を高めている。外観は、メタリックブルーを基調に燃料タンクの両サイドにベージュを配したツートーン・カラーとし、ダークブラウンのシート表皮とあいまってスペシャリティ感を高めている。
その他主な特徴
- ・上・下切り替え機構付きのヘッドライト(12V/25W)。
- ・施錠可能なキー付きの燃料タンクキャップ。
- ・補水不要の小型メンテナンスフリーバッテリー。
- ・手になじみ易い新しいパターンのハンドルグリップ。
主要諸元
通称名 | モンキー | |
型式 | A-Z 50 J | |
全長×全幅×全高 (m) | 1.360×0.600×0.850 | |
軸距 (m) | 0.895 | |
最低地上高 (m) | 0.150 | |
シート高 (m) | 0.660 | |
車両重量/乾燥重量 (kg) | 63/58 | |
乗車定員 (人) | 1 | |
燃料消費率(km/L)30km/h定地走行テスト値 | 90 | |
最小回転半径 (m) | 1.4 | |
エンジン型式 | Z 50 JE(空冷・4サイクル・OHC・単気筒) | |
総排気量 (cm3) | 49 | |
内径×行程 (mm) | 39.0×41.4 | |
圧縮比 | 10.0 | |
最高出力 (PS/rpm) | 3.1/7,500 | |
最大トルク (kgm/rpm) | 0.32/6,000 | |
キャブレター型式 | PA 03 | |
始動方式 | キック式 | |
点火装置形式 | CDI式マグネット点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量 (L) | 0.8 | |
燃料タンク容量 (L) | 4.5 | |
クラッチ形式 | 湿式単板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式4段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.272 |
2速 | 1.937 | |
3速 | 1.350 | |
4速 | 1.043 | |
減速比(1次/2次) | 4.312/2.384 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 25°00′/42 | |
タイヤサイズ | 前 | 3.50-8 35 J |
後 | 3.50-8 35 J | |
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディングトレーリング |
後 | 機械式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイング・アーム式 | |
フレーム形式 | バックボーン |