本田技研工業(株)は、昭和63年に発売以来、狭角Vツインエンジン特有の力強い鼓動感溢れる走り味と、ゆったりとした快適な乗り心地で好評を得ているアメリカンスタイルのスポーツバイク「ホンダ スティード」2機種(400/600)のカラーリングを一新し、3月11日より発売する。
このスティードは、水冷・狭角Vツインエンジンを搭載し、特に低・中速域で力強い出力特性を実現、ロング&ロー(ホイールベース1,600mm/シート高680mm)の車体とあいまってゆったりと快適なクルージング走行が楽しめるスポーツバイクとなっている。またハンドル形状は、手前に引きぎみのティラー・バー型を400/600に装備するとともに400にはフラット・バー型もタイプ設定し、選択の幅を広げている。
今回、カラーリングを艶と深みをあわせもつ「キャンディワインベリーレッド/ブラック」と、明るいイメージの中にも渋味のある「パールアルテールホワイト/センシティブブルーメタリック」を設定し、繊細なピンストライプを配したニューグラフィックとあいまってグレード感を一段と向上させている。
※スティード400のフラット・バーハンドルについては、受注生産となります。
販売計画台数(国内・年間)
スティード400
9,000台
スティード600
1,400台
メーカー希望小売価格
スティード400
575,000円
スティード600
605,000円
(北海道・沖縄は9,000円高<400>、10,000円高<600>で、その他一部離島を除く。)
(速度警告灯装着車は10,000円高。)
(参考価格。消費税を含まず。)
主要諸元
通称名 | スティード(600) | スティード(400) | |
型式 | PC 21 | NC 26 | |
全長×全幅×全高 (m) | 2.310×0.760×1.130 | 2.310×0.760<0.705>×1.130<1.105> | |
軸距 (m) | 1.600 | ← | |
最低地上高 (m) | 0.140 | ← | |
シート高 (m) | 0.680 | ← | |
車両重量/乾燥重量 (kg) | 211/199 | ← | |
乗車定員 (人) | 2 | 2 | |
燃料消費率(km/L)60km/h定地走行テスト値 | 38.1 | 37.0 | |
最小回転半径 (m) | 3.1 | ← | |
エンジン型式 | PD 06 E(水冷・4サイクル・OHC・V型2気筒) | NC 25 E(水冷・4サイクル・OHC・V型2気筒) | |
総排気量 (cm3) | 583 | 398 | |
内径×行程 (mm) | 75.0×66.0 | 64.0×62.0 | |
圧縮比 | 9.2 | 10.0 | |
最高出力 (PS/rpm) | 36/6,500 | 30/7,500 | |
最大トルク (kgm/rpm) | 4.5/3,000 | 3.5/5,500 | |
キャブレター型式 | VDF1 | VDD0 | |
始動方式 | セルフ式 | ← | |
点火装置形式 | フル・トランジスタ式バッテリ点火 | ← | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | ← | |
潤滑油容量 (L) | 2.8 | ← | |
燃料タンク容量 (L) | 9.0 | ← | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | ← | |
変速機形式 | 常時噛合式4段リターン | 常時噛合式5段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.571 | 3.000 |
2速 | 1.700 | 2.055 | |
3速 | 1.227 | 1.590 | |
4速 | 0.931 | 1.272 | |
5速 | -- | 1.035 | |
減速比(1次/2次) | 1.888/2.812 | 2.058/2.812 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 35°00′/164 | ← | |
タイヤサイズ | 前 | 100/90-19 57 S | ← |
後 | 170/80-15 M/C 77 S | ← | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク | ← |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | ← | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 | ← |
後 | スイング・アーム式 | ← | |
フレーム形式 | ダブルクレードル | ← |
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