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1991年10月02日 ニュースリリース

パワフルで機動性に優れた農業用管理作業機4機種、5タイプを発売

 本田技研工業(株)は、畑作や施設ハウスなどで、畝立、耕うんなど幅広い管理作業に最適な、小型で高出力の管理機「FR415/FR615」(一輪タイプ)と「F501」「F805」の4機種、5タイプを今秋より全国のホンダ汎用製品取扱店から発売する。

FR415K

FR415K

 FR415(最大出力4.0馬力)、FR615(最大出力5.5馬力)は、一輪タイプの管理機として日本で初めて、レバー操作一つで車速を自由に調整できるホンダ独自の油圧無段変速機構H.S.T. (ハイドロスタティック・トランスミッション)を採用。ハンドルの高さや左右への角度の位置変更機構とあいまって、楽な作業姿勢で施設ハウスなど狭い場所でもすみずみまで作業できる一輪管理機。

 F501(最大出力5.5馬力)、F805(最大出力8.0馬力)は、低重心、コンパクト設計で畝立作業、除草、覆土など高能率でかつ高い出力が必要な作業に適した管理作業機。

F501K

F501K

販売計画(国内・年間)

4機種合計  8,000台

全国希望小売価格(消費税含まず)・発売日

F501 Kタイプ(ローター標準装備) 145,000円 10月24日
F501 KAタイプ(ローターなし) 131,000円 10月24日
F805 Kタイプ 230,000円 11月25日
FR415 Kタイプ 228,000円 12月26日
FR615 Kタイプ 240,000円 12月26日

主な特徴

FR415/FR615

  • 扱い易く始動性に優れた、OHVエンジンを搭載。(FR415最大出力4馬力、FR615最大出力5.5馬力)
  • 土壌条件や作業条件、作業者の技量などに合わせて前進・後進のスピードが無段階に選択できる油圧変速機構H.S.T.を搭載。
  • 様々な作業で楽な姿勢を保てるよう、上下・高さの調節に加えて前後の反転も可能なハンドルを採用。
  • 長期保管に便利なクイックドレン付きのキャッブレーターを採用。
  • 燃料残量が一目で確認できる燃料ゲージ付フューエルタンクを採用。

F501

  • 余裕あるパワーで幅広い作業ができる、最大出力5.5馬力のOHVエンジンを搭載。
  • 圃場のすみずみまで、簡単に耕うんなどの作業を行える、ワンタッチで上下3段切り替えが可能で左右最大90°の切れ角を持つハンドルを採用。
  • ほこりやごみからエンジンを確保する、シュノーケル・エアクリーナーを装備。
  • 長期管理に便利なクイックドレン付きのキャブレーターを採用。
  • Kタイプには、耕幅約85cmの6連ローターを標準装備 (KAタイプはローターなし)。

F805K

  • 狭い畝間や作物間でも作業しやすいバランスに優れた、小型・コンパクトで低重心なボディ。
  • 力強く安定したロータリー作業を実現する最大出力8馬力のOHVエンジンを搭載。
  • 親指一本で簡単に操作可能な、フィンガークラッチを採用。
  • 簡単に高さ、スイング幅を調整でき、前後反転も可能なハンドルを採用。
  • 長期管理に便利なクイックドレン付きのキャブレーターを採用。
  • 優れた駆動力を発揮する4.00-7の大径タイヤを採用。

主要諸元表

型式 FR415 FR615 F501 F805
区分 K K K KA K
機体寸法 全長(mm) 1,500 1,320 1,675
全幅(mm) 640 920 600 595
全高(mm) 975 1,000 1,050
装備重量(kg) 67.5 71.0 54 40 85
エンジン 名称 GX120 GX160 GX160 GX240
形式 空冷4サイクル傾斜形ガソリン(OHV)
総排気量(cc) 118 163 163 242
出力/回転速度(PS/rpm) 4.0/4,000 5.5/4,000 5.5/4,000 8.0/3,700
使用燃料 無鉛ガソリン
点火方式 トランジスター式マグネット点火
始動方式 リコイルスターター
主クラッチ方式 ベルトテンション
変速段数 前進・後進無段 前進2段・後進1段 前進6段・後進2段
ロータリー 駆動方式 チェーン - -
耕幅(mm) 300 - -
標準車輪 ゴム車輪 なし 4.00-7タイヤ
安全鑑定番号 申請中 16043 申請中

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