本田技研工業(株)は、米国のホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング(HAM)製の大型ツーリングバイク「ゴールドウイング SE」に、堂々としたフォルムにふさわしい艶やかで気品のあるブラック&シルバーのツートーン塗装を採用した'92年型「ゴールドウイング SE」を日本に輸入し、1992年2月25日より発売する。
輸入販売計画台数(国内・年間)
420台
メーカー希望小売価格
2,150,000円
(北海道・沖縄は10,000円高、その他一部離島を除く。)
(消費税を含まず。)
このゴールドウイング SEは、ホンダの二輪車ラインアップの最高峰モデルとして位置づけられ、1.5L水平対向エンジンや、ライダーに快適な乗り心地をもたらす小型コンプレッサー付エア・サスペンション(後・右側)、低重心の高剛性ダブルクレードル・フレーム、電動リバース・システム、さらに四輪車感覚の豪華で充実したオーディオ・システムなど、従来のモーターサイクルの概念とは一線を画すモデルとなっている。
主な特徴
- ●冷寒時、排気管で暖められたホット・エアを足元に導くフット・ウォーマー機構。
- ●同乗者の快適性を向上させる可動式(上下方向で60mm)ピリオン・ステップボード。
- ●夜間のスイッチ操作性を向上させる透過光式照明(イルミネーション)内蔵の各スイッチ類。
- ●足つき性の良い低シート高(755mm・国内専用)。
- ●後方からの被視認性を向上させる発光ダイオード採用のハイマウント・ストップランプを後部大容量トランク上部に装備。
- ●コーナリング方向を照らすウインカー・スイッチ連動式コーナリングランプ。
- ●小雨や埃などによるシートの汚れを低減する収納式シートカバー。
- ●ウインド・スクリーン中央に、風量が三段階に調整できるベンチレーションシステム。
主要諸元
通称名 | ゴールドウイングSE | |
型式 | ホンダオブアメリカ・SC 22 | |
全長×全幅×全高 (m) | 2.630×0.955×1.505 | |
軸距 (m) | 1.700 | |
最低地上高 (m) | 0.130 | |
シート高 (m) | 0.755 | |
車両重量/乾燥重量 (kg) | 399/368 | |
乗車定員 (人) | 2 | |
燃費(km/L)60km/h定地走行テスト値 | 26.1 | |
最小回転半径 (m) | 3.1 | |
エンジン型式 | SC22E(水冷・4サイクル・水平対向6気筒・OHC) | |
総排気量 (cm3) | 1,520 | |
内径×行程 (mm) | 71.0×64.0 | |
圧縮比 | 9.8 | |
最高出力 (PS/rpm) | 97/5,000(SAE) | |
最大トルク (kgm/rpm) | 15.2/4,000(SAE) | |
キャブレター型式 | VDG 9 | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火装置形式 | フル・トランジスタ式バッテリ点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量 (L) | 4.3 | |
燃料タンク容量 (L) | 23 | |
クラッチ形式 | 湿式多板ダイヤフラム・スプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.666 |
2速 | 1.722 | |
3速 | 1.272 | |
4速 | 0.964 | |
5速 | 0.758 | |
後退 | 8.846 | |
減速比(1次/2次) | 1.591/0.971×2.833 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 30°00′/115 | |
タイヤサイズ | 前 | 130/70-18 63 H |
後 | 160/80-16 75 H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク |
後 | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダブルクレードル |
(最高出力および最大トルクはSAE規格に基づいた値です。)
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