本田技研工業(株)は、直列4気筒エンジンを搭載し市街地走行から郊外のワイディングロードまで、スポーティでしなやかな走り味が楽しめる個性的なスタイルのネイキッド・ロードスポーツバイク「CB-1」に、セミアップハンドルを装備するとともに、中・低速走行での扱い易さ を重視した出力特性とギア・レシオ、燃料タンクの大容量化などツーリングでの使い勝手を向上させた「ホンダCB-1」TypeIIを、4月18日より発売する。
販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 4,000台
メーカー希望小売価格
609,000円
(北海道・沖縄は9,000円高、その他一部離島を除く。)
(速度警告灯装着車は10,000円高。)
(消費税を含まず。)
このCB-1・TypeIIは、幅広いユーザー層に好評を得ている「CB-1」のスタイルをベースに、市街地走行はもとよりロングツーリングでもより扱い易いセミアップハンドルを採用するとともに、シートの形状もあわせて変更し、より快適なライディング・ポジションを実現し ている。
エンジンは、ホンダ独自のカム・ギアトレーン機構を採用した高性能の水冷4サイクルDOH C・399cc直列4気筒エンジンを搭載し、特に、中・低速の常用回転域での出力特性を一段とスムーズで扱い易いものとしている。同時に、ギア・レシオも全体にハイギアードに変更(2 次減速比:2.600→2.466、6速変速比:1.333→1.280)することによって、 高速走行時でもよりスムーズで快適な走行を楽しむことができる。また、燃料タンク容量も11Lから13Lへと大容量化し使い勝手も向上させている。
デザインは、本来モーターサイクルが持っているメカニズムの力強い美しさを際立たせるため に、エンジンからクランクケースへと伸びる質感の高いオールステンレス製4into1エキゾーストパイプや、エンジンブロック、クランクケースカバー、フレーム、サイドカバー、ホイール をグレーメタリックに、ヘッドライトケース、ブレーキディスク・ハブなどをブラックで仕上げるなど、全体に引き締まった精悍な雰囲気のカラーコーディネイトとしている。
その他主な特徴
◎しっとりとした光沢をもつ3層塗りフューエルタンク(13L)
◎アジャスト機構付フロントブレーキ
◎スタンドグリップを兼ねたフックハンガー シンプルな大径丸型ハロゲン・ヘッドライト
◎軽量なアルミ製中空3本スポークキャスト前・後ホイール
◎メンテナンスに便利なセンター・スタンド
主要諸元
通称名 | CB-1 (TypeII) | |
型式 | NC 27 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.035×0.705×1.055 | |
軸距(m) | 1.385 | |
最低地上高(m) | 0.130 | |
シート高(m) | 0.775 | |
車両重量/乾燥重量(kg) | 186/168 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L)50km/h定地走行テスト値 | 33.0 | |
最小回転半径(m) | 2.8 | |
エンジン型式 | NC23E(水冷・4サイクル・DOHC・4バルブ・4気筒) | |
総排気量(cm3) | 399 | |
内径×行程(mm) | 55.0×42.0 | |
圧縮比 | 11.3 | |
最高出力(PS/rpm) | 53/11,000 | |
最大トルク(kgm/rpm) | 3.7/9,500 | |
キャブレター型式 | VG 06 | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火装置形式 | フル・トランジスタ式 バッテリ点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | 3.5 | |
燃料タンク容量(L) | 13 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.307 |
2速 | 2.352 | |
3速 | 1.875 | |
4速 | 1.590 | |
5速 | 1.434 | |
6速 | 1.280 | |
減速比(1次/2次) | 2.171/2.466 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 25°30′/99 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/70-17 54 H |
後 | 140/70-17 66 H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
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