本田技研工業(株)は、家庭菜園や畑作での耕うん機作業専用機として、硬土でも優れた耕起性能を発揮する新開発ロータリーを装備した、ホンダ ロータリーミニ耕うん機「FU600」を8月1日より全国のホンダ汎用製品取り扱い店から発売する。
この「FU600」は、最大5.3馬力の高出力と経済性、静粛性を兼ね備えたホンダ4サイクルOHVエンジンを搭載。ロータリーは耕うん反力の少ない新しい瓜形状を採用し振動を低減。さらに、取り廻し性に優れた小型タイヤ(3.50-7-2PR)を採用し、高い作業性を実現している。
これにより、ホンダ耕うん機シリーズは、2.4馬力から11馬力まで、12機種、36タイプとなり、お客様のより幅広い用途に応えるものとした。
●その他の主な特徴
・操作性の優れたループハンドルを採用。また、手を離すと機体が自動停止するループデッドマン式クラッチを採用。
・ミッションは、作業車速2段、移動用車速1段、後進1段を装備、圃場に合わせた車速の選択が可能。
・燃料の残量がひと目でわかるフューエルメーターを採用。
・操作レバー類を色分けし、使い勝手を向上。
ロータリーミニ耕うん機「FU600」
販売計画(国内・年間予定)
4,000台
希望小売価格(消費税含まず)
173,000円
主要諸元表
| 名称 | FU600 | |
| 型式 | ホンダFZAV | |
| 機体寸法 | 全長(mm) | 1,510 |
| 全幅(mm) | 560 | |
| 全高(mm) | 1,140 | |
| 装備重量(kg) | 94 | |
| エンジン | 形式 | 空冷4サイクル1気筒25°傾斜ガゾリン |
| 名称 | GX160 | |
| 総排気量(cc) | 163 | |
| 最大出力(PS/rpm) | 5.3/4,000 | |
| 始動方式 | リコイルスタータ式 | |
| 燃料タンク容量(L) | 2.6 | |
| 走行部 | タイヤサイズ | 3.5-7-2PR(φ350) |
| 車軸形式 | 丸軸 | |
| 車軸径(mm) | φ25 | |
| 輪距(mm) | 360 | |
| 主クラッチ形式 | ベルトテンション式 | |
| 変速段数 | 前進3段、後進1段 | |
| 走行速度(m/s) | 前進0.19~1.09m/s 後進0.23m/s | |
| ロータリー | 駆動方式 | センタードライブ |
| 耕幅(mm) | 500 | |
| 耕転爪本数 | 14本 | |
| 回転速度(rpm) | (正転)230 | |
| 回転直径(mm) | φ300 | |
| 耕うん爪 | ナタ爪 | |
| 安定鑑定番号 | 15010 | |
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