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1990年07月27日 ニュースリリース

高出力で扱い易い耕うん専用機 ホンダ ロータリーミニ耕うん機「FU600」を発売

 本田技研工業(株)は、家庭菜園や畑作での耕うん機作業専用機として、硬土でも優れた耕起性能を発揮する新開発ロータリーを装備した、ホンダ ロータリーミニ耕うん機「FU600」を8月1日より全国のホンダ汎用製品取り扱い店から発売する。

 この「FU600」は、最大5.3馬力の高出力と経済性、静粛性を兼ね備えたホンダ4サイクルOHVエンジンを搭載。ロータリーは耕うん反力の少ない新しい瓜形状を採用し振動を低減。さらに、取り廻し性に優れた小型タイヤ(3.50-7-2PR)を採用し、高い作業性を実現している。

 これにより、ホンダ耕うん機シリーズは、2.4馬力から11馬力まで、12機種、36タイプとなり、お客様のより幅広い用途に応えるものとした。

●その他の主な特徴
 ・操作性の優れたループハンドルを採用。また、手を離すと機体が自動停止するループデッドマン式クラッチを採用。
 ・ミッションは、作業車速2段、移動用車速1段、後進1段を装備、圃場に合わせた車速の選択が可能。
 ・燃料の残量がひと目でわかるフューエルメーターを採用。
 ・操作レバー類を色分けし、使い勝手を向上。

ロータリーミニ耕うん機「FU600」

ロータリーミニ耕うん機「FU600」

販売計画(国内・年間予定)

4,000台

希望小売価格(消費税含まず)

173,000円

主要諸元表

名称 FU600
型式 ホンダFZAV
機体寸法 全長(mm) 1,510
全幅(mm) 560
全高(mm) 1,140
装備重量(kg) 94
エンジン 形式 空冷4サイクル1気筒25°傾斜ガゾリン
名称 GX160
総排気量(cc) 163
最大出力(PS/rpm) 5.3/4,000
始動方式 リコイルスタータ式
燃料タンク容量(L) 2.6
走行部 タイヤサイズ 3.5-7-2PR(φ350)
車軸形式 丸軸
車軸径(mm) φ25
輪距(mm) 360
主クラッチ形式 ベルトテンション式
変速段数 前進3段、後進1段
走行速度(m/s) 前進0.19~1.09m/s 後進0.23m/s
ロータリー 駆動方式 センタードライブ
耕幅(mm) 500
耕転爪本数 14本
回転速度(rpm) (正転)230
回転直径(mm) φ300
耕うん爪 ナタ爪
安定鑑定番号 15010

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