ニュースルーム

  • ホーム
  • ニュースルーム
  • 不整地で優れた走破性を発揮する手ごろな車体サイズのオフロード走行専用車「ホンダ XR200R」を発売

1990年11月21日 ニュースリリース

不整地で優れた走破性を発揮する手ごろな車体サイズのオフロード走行専用車「ホンダ XR200R」を発売

 本田技研工業(株)は、手ごろな車体サイズや扱い易いエンジン性能などで、初心者からベテランライダーまで、手軽にオフロードライディングを堪能できるオフロード走行専用のプレイバイク「ホンダ XR200R」を'91年1月7日より発売する。

 このXR200Rは、信頼性の高い空冷・4サイクル・OHC・単気筒・200ccエンジンを搭載。半球型の燃焼室形状によって、優れた燃焼効率を発揮し、より正確で強力な点火性能をもつ電子進角式CDIや、混合気を理想的に供給するPD型キャブレターなどとあいまって、特に中・低速域での力強いトルクを実現。さらに、エンジンの始動性を容易にするデコンプ(減圧)機構連動式のキックスターターによって、初心者から熟練ライダーまで扱い易いものとなっている。

ホンダ XR200R

ホンダ XR200R

販売計画台数(国内・年間)

300台(限定)

メーカー希望小売価格

299,000円

(北海道・沖縄は8,000円高、その他一部離島を除く。)
(消費税を含まず。)

 足廻りは、フロントに254mmのクッション・ストロークをもつエア・アシストサスペンションを採用。リアには、定評のプロリンクサスペンションに、ハードな走行でも優れた減衰力を発揮するアルミ製リザーバータンク付ダンパーを組み合せ245mmの作動量を確保。さらに減衰力は押し側を無段階、伸び側を4段階に調整できるアジャスト機構を装備し、高い路面追従性を実現している。またフロントにデュアルピストンキャリパーを採用したオフロード専用設計の軽量ディスクブレーキを装備し、本格的なオフロード走行を楽しめるものとしている。
 カラーリングはシャスタホワイトを基調に新しいイメージのトリコロールカラーとし、スリムで軽量な樹脂製燃料タンクに大型の“XR”ロゴマークを配した大胆なデザインとしている。

●その他主な特徴

  • 精悍なイメージのフロントゼッケンプレート。
  • 軽度の接触からエンジンを守り、泥づまりの少ないスチール製のスキッドパイプを装備。
  • 小枝や小石などから手を守るナックルガードを装備。
  • このXR200Rはオフロード走行専用車として開発されたものであり、登録してナンバーを取得したり、一般道路や公共の用に供する場所では走行できません。

主要諸元

通称名 XR200R
型式 ME05
全長×全幅×全高(m) 2.035×0.865×1.175
軸距(m) 1.360
最低地上高(m) 0.302
シート高(m) 0.890
車両重量/乾燥重量(kg) 108/101
乗車定員(人) 1
最小回転半径(m) 1.3
エンジン型式 ME05E(空冷・4サイクル・OHC・単気筒)
総排気量(cm3) 195
内径×行程(mm) 65.5×57.8
圧縮比 10.0
最高出力(PS/rpm) 20.0/8,000
最大トルク(kgm/rpm) 1.7/7,000
キャブレター型式 PD26
始動方式 プライマリーキック式
点火装置形式 CDI式マグネット点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) 1.11
燃料タンク容量(L) 9.0
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.769
2速 1.941
3速 1.450
4速 1.130
5速 0.923
6速 0.785
減速比(1次/2次) 3.333/3.615
キャスター(度)/トレール(mm) 26°00′/105
タイヤサイズ 80/100-21 51M
110/100-17 58M
ブレーキ形式 油圧式ディスク
機械式ドラム
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式 セミダブルクレードル

お客様からのお問い合わせは、 「お客様相談センター 0120-086819(オーハローバイク)」へお願い致します。