本田技研工業(株)は、新しいスタイルのファッショナブルでシンプルな若者向け原付タウンビークル「ホンダZOOK(ズーク)」を2月26日より発売する。
このZOOKは、昨年の東京モーターショーに「MS50」として参考出品し、若者を中心に注目を集めたモデルで、高付加価値化の進むスクーターに飽き足りない都会派ヤング向けのトレンディなニューモデルとして二輪車の原点に立ち帰り、「乗って楽しく」「見て楽しく」を徹底追求した新しいスタイルの原付タウンビークルである。
外観は、スケートボードをイメージさせるフロントカバーのないフロア・ステップボード・タイプで、シンプルに2本の柱状で構成されたハンドルとシートは高めに設定し、斬新で個性的なスタイルを主張。コンパクトなボディながら、ゆったりとしたライディング・ポジションを実現している。シートは、2段階のアジャスト機構(シート高・800mm/770mm)を採用するとともに、降車時にはヘルメットを載せ、ヘルメットホルダーとしても使用できる形状としている。又、フロアステップ中央にキー付の小物入れ(幅70mm×深さ100mm×奥行155mm)を採用するなど使い勝手にも配慮している。
販売計画(国内・年間)
40,000台
メーカー希望小売価格
89,000円
(北海道・沖縄は、4,000円高、その他一部離島を除く。)
(消費税は含まず。)
エンジンは、軽量・コンパクトな空冷・2サイクル・単気筒・49cm3(最高出力3.3PS/6,000rpm)を搭載。低速から常用回転域まで滑らかでキビキビした走りを実現している。
車体色は、柔らかな温もりを感じさせる艶消しの表面処理を施し、若者の感性にあわせた元気で楽しいビビッドカラーの「メイリーフグリーン」「スパークリングレッド」「コルチナホワイト」と、自然で質感のあるナチュルカラーの「ジーンブルー」「ファーグレー」「ファンキーブラウン」の6色を設定。
このようにZOOKは、スタイルや色彩感覚に敏感な若者のニーズに応えられる新しいスタイルでシンプル、かつ個性的なタウンビークルとなっている。 なお広告キャラクターには、若者を中心に幅広いファン層を持つ人気タレントの所ジョージさんを起用している。
●その他主な特徴
・エンジンを始動すると自動点灯するヘッドライト。
・冷寒時の始動を容易にするるオートチョーク機構とエンジンが停止している時は燃料をキャブレターへ供給しないオートコック機構を採用。
(※)ZOOK(ズーク)……「ーずく」(ーの傾向が生じる。)からヒントを得たホンダのオリジナル造語。
主要諸元
通称名 | ZOOK | |
型式 | A-AF26 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.400×0.545×1.015 | |
軸距(m) | 1.030 | |
最低地上高(m) | 0.085 | |
シート高(m) | 0.800/0.770 | |
車両重量/乾燥重量(kg) | 43/41 | |
乗車定員(人) | 1 | |
燃費(km/L)30km/h定地走行テスト値 | 51.2 | |
最小回転半径(m) | 1.6 | |
エンジン型式 | AF05E(空冷・2サイクル・単気筒) | |
総排気量(cm3) | 49 | |
内径×行程(mm) | 41.0×37.4 | |
圧縮比 | 7.0 | |
最高出力(PS/rpm) | 3.3/6,000 | |
最大トルク(kgm/rpm) | 0.45/4,500 | |
キャブレター型式 | PA39 | |
始動方式 | キック式 | |
点火装置形式 | CDI式マグネット点火 | |
潤滑方式 | 分離潤滑式 | |
潤滑油容量(L) | 0.5 | |
燃料タンク容量(L) | 2.0 | |
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | |
変速機形式 | オートマチック | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 27°30′/84 | |
タイヤサイズ | 前 | 70/100-8 27J |
後 | 70/100-8 27J | |
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディング・トレーリング |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | ユニットスイング式 | |
フレーム形式 | アンダーボーン |
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