本田技研工業(株)は、本格的な農作業から家庭菜園まで幅広い管理作業に高い評価を得ている小型耕うん機シリーズ、「F410」、「F510」の2機種、計5タイプを4月27日より発売する。
この「ホンダF410」、「ホンダF510」は、安定した出力と経済性を両立させたホンダエンジンGX110(F410)、GX140(F510)を搭載。さらに、クラッチレバーに新機構を採用。操作性の向上を計るとともに、フューエルメーターを新採用するなど、使い勝手も向上させている。
また、ホンダが提唱する「リフレッシュフィールド」のコンセプトに基づき、農作業の楽しさをより一層感じさせる、赤基調のカラーリングを施している。
これにより、ホンダ耕うん機シリーズは12機種、計36タイプとなり、作業目的や規模に応じて最適機種を選ぶことが出来るものとなった。
販売計画(国内、年間、タイプ計)
F410 2,000台
F510 5,000台
希望小売価格(消費税含まず)
タイプ / タイプ | 価格 (千円) | 仕様 |
F410 K2 K | 155 | サイドクラッチ無し フィンガークラッチ無し |
F410 K2 L | 172 | サイドクラッチ付き フィンガークラッチ付き |
F510 K2 K | 168 | サイドクラッチ無し フィンガークラッチ無し |
F510 K2 L | 185 | サイドクラッチ付き フィンガークラッチ付き |
F510 K2 LB | 189 | サイドクラッチ付き フィンガークラッチ付き大径タイヤ |
F410、F510の主な特長
- ・ハンドルから手を放すことなくクラッチのオン・オフ操作ができる、一本レバー方式のフィンガークラッチを新採用(Lタイプのみ)。
- ・チェンジレバーをオレンジ、副変速レバーを黒、メインクラッチレバーを黄色にするなど操作レバーを色分け(メインクラッチレバーはLタイプのみ)、使い勝手を向上。
- ・最低速時のギアレシオを変更し、前進で時速0.91キロメートル、後退で時速0.95キロメートルに低速化させ、ロータリー作業の精度向上に寄与(F510のみ)
- ・ガソリンの残量が一目でわかる、視認性に優れたフューエルメーターを新採用(全タイプ)。
- ・ミッションケースプロテクターに2.0mmの板厚を採用し、耐久性を向上(全タイプ)。
- ・楽しい農業をイメージしてホンダが提唱する「リフレッシュフィールド」のコンセプトに合わせ、ベース色を赤、ロゴを白にするなどカラーリングを一新(全タイプ)。
- ※「リフレッシュフィールド」(造語)
本来、農業がもっている歓びをじゅうぶんに引出し、農作業によって、大地も人もリフレッシュする。もっと気持ち良く作業しよう、というホンダが提唱するコンセプト。
主要諸元表
型式 | F410 | F510 | ||||
区分 | K | L | K | L | LB | |
機体寸法 | 全長(mm) | 1450 | ||||
全幅(mm) | 595 | |||||
全高(mm) | 955 | 1,055 | 955 | 1,055 | 1,105 | |
輪距(mm) | 182 | 335 | ||||
装備重量(kg) | 55.0 | 60.0 | 55.0 | 60.0 | 5.0 | |
エンジン | 名称 | ホンダGX110 | ホンダGX140 | |||
形式 | 強制空冷4サイクル1気筒25°傾斜ガゾリン(OHV) | |||||
総排気量(cc) | 107 | 144 | ||||
定格出力/ 回転速度(PS/rpm) |
2.7/3600 (最大3.5/4000) |
3.8/3600 (最大5.0/4000) |
||||
使用燃料/ 燃料タンク容量(L) |
自動車用無鉛ガソリン/3.0 | |||||
点火方式 | トランジスタマグネット方式 | |||||
始動方式 | リコイルスターター | |||||
タイヤ | 3.50-5 | 400-7 | ||||
主クラッチ方式 | ベルトテンション方式 | |||||
変速段数(前進/後進) | 前進6段/後進2段(副変速機使用) | |||||
PTO回転速度(rpm) | 低速:867 高速:1,739 | |||||
サイドクラッチ | - | ボール式 | - |
ボール式 | ||
安定鑑定適合番号 | 802012 | 802013 | 802014 | 802015 | 802018 |
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