本田技研工業(株)は、昭和58年に発売以来、伝統的なスタイルや、空冷・4サイクル・DOHC単気筒エンジン独特の乗り味で好評のロードスポーツバイク「ホンダGB250クラブマン」に、滑らかな曲線と面で構成されたフューエルタンクや、シート/シートカウルなど、クラブマンのもつスタンダードなイメージを継承しながらも一段と個性を強調するとともに細部を熟成させ、12月22日より発売する。
エンジンは空冷・4サイクル・DOHC単気筒(※)RFVCエンジンを搭載。大口径キャブレター(φ38mm)と大容量エアクリーナーの組み合せにより、低・中速域でのレスポンスの良さと扱いやすさにくわえ、高速域での伸びの良さをも実現、単気筒エンジンの鼓動を心地よく味わえる走行フィーリングとなっている。 デザインは、伝統的スタイルを踏襲しながらも、個性豊かなボリューム感あるフューエルタンクや、メタル感を強調したモール付サイドカバー、ライディングポジションを考慮したシート形状など落ちついた中にも強い個性を主張したスタイルとなっている。
販売計画(国内・年間)
5,000台
メーカー希望小売価格
399,000円
(消費税を含まず。)
(北海道・沖縄は、9,000円高、その他一部離島を除く。)
(速度警告灯装着車は、10,000円高。)
車体色は、明るいイメージのなかにもクォリティ感を高めた「スパークリング・シルバーメタ リック」と、トラッドな渋味を強調した「ブラック」の二色を設定、クロームメッキを施したチェ ンジ/ブレーキペダルや、前・後輪の光沢あるアルミ・リムとあいまって、伝統的な高質感を一 層向上させている。
●その他主な装備
・小物を収納するのに便利なキー付きリア・カウルボックスを新設。
・バッテリー液の補水が不要の小型・軽量のMFバッテリーの採用。
・従来のキー付きヘルメットホルダーに加え、サブヘルメットホルダーを新設。
・使い易さを向上させた左右独立式の荷掛けフック。
・メインスタンド掛け時の操作性を向上させたリア・グリップ。
(※)RFVC……放射状4バルブ方式燃焼室
主要諸元
型式 | MC10 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.015×0.650×1.035 | |
軸距(m) | 1.360 | |
最低地上高(m) | 0.155 | |
シート高(m) | 0.755 | |
車両重量/乾燥重量(kg) | 143/129 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L)50km/h定地走行テスト値 | 52.2 | |
最小回転半径(m) | 2.4 | |
エンジン型式 | MC10E(空冷・4サイクル・DOHC・4バルブ・単気筒) | |
総排気量(cm3) | 249 | |
内径×行程(mm) | 72.0×61.3 | |
圧縮比 | 10.2 | |
最高出力(PS/rpm) | 30/9,000 | |
最大トルク(kgm/rpm) | 2.5/7,500 | |
キャブレター型式 | VE17 | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火装置形式 | CDI式マグネット点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | 1.8 | |
燃料タンク容量(L) | 15 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.923 |
2速 | 2.000 | |
3速 | 1.550 | |
4速 | 1.304 | |
5速 | 1.125 | |
6速 | 1.000 | |
減速比(1次/2次) | 2.826/2.714 | |
キャスター(度)/トレール(mm) | 27°00′/98 | |
タイヤサイズ | 前 | 90/90-18 51S |
後 | 110/90-18 61S | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | セミダブルクレードル |
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