本田技研工業(株)は、昨年2月に発売以来静かで扱い易いビジネスバイクとして好評を得ている「ホンダ プレスカブ50」(スタンダード/デラックス)の使い勝手を一段と向上させ、10月26日より発売する。
このプレスカブ50は、経済性、耐久性、静粛性にすぐれた伝統の空冷・4サイクル・OHC・単気筒エンジンを搭載したビジネスバイク「スーパーカブ50」をベースに新聞配達などの業務用としての使い勝手や機能を一層向上させたモデルである。
今回の主な変更点は次の通りである。
- ○メインヘッドライトをフロントバスケット前部に装着、ポジションランプ内蔵のサブヘッドライトをハンドル中央部に配置、早朝や夜間の集配業務での使い勝手を向上させた。
- ○フロントウィンカーをフロントキャリア下部に配置し、配達時の視認性を向上。
- ○新聞などの配達に便利な大型フロントバスケットを標準装備。
- ○早朝や冷寒時に便利なグリップヒーターの出力を変更(12V-7.4A→12V-7.8A)し、グリップラバー内蔵式とし、デラックスタイプに標準装備。
プレスカブ50スタンダード
販売計画(国内・年間)
12,000台
メーカー希望小売価格
プレスカブ50スタンダード 150,000円
プレスカブ50デラックス 160,000円
(消費税を含まず。)
(北海道・沖縄は、5,000円高、その他一部離島を除く。)
主要諸元
| プレス・カブ50(スタンダード) | ||
| 型式 | A-C50 | |
| 全長(m) | 1.840 | |
| 全幅(m) | 0.660〈0.675〉 | |
| 全高(m) | 1.010〈1.020〉 | |
| 軸距(m) | 1.180 | |
| 最低地上高(m) | 0.130 | |
| シート高(m) | 0.735 | |
| 車両重量(kg) | 86 | |
| 乾燥重量(kg) | 82 | |
| 乗車定員(人) | 1 | |
| 燃費(km/L) | 120.2(30km/h定地走行テスト値) | |
| 最小回転半径(m) | 1.8 | |
| エンジン型式 | C50E(空冷・4サイクル・OHC・単気筒) | |
| 総排気量(cm3) | 49 | |
| 内径×行程(mm) | 39.0×41.4 | |
| 圧縮比 | 10.0 | |
| 最高出力(PS/rpm) | 4.5/7,000 | |
| 最大トルク(kgm/rpm) | 0.52/4,500 | |
| キャブレター型式 | PB22 | |
| 始動方式 | キック式 | |
| 点火方式 | CDI式マグネット点火 | |
| 潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
| 潤滑油容量(L) | 0.8 | |
| 燃料タンク容量(L) | 4.0 | |
| クラッチ形式 | 湿式多板自動遠心式 | |
| 変速機形式 | 常時噛合式3段ロータリー | |
| 変速比 | 1速 | 3.272 |
| 2速 | 1.823 | |
| 3速 | 1.190 | |
| 減速比(1次/2次) | 4.058/3.230 | |
| キャスター(度) | 26°30′ | |
| トレール(mm) | 75 | |
| タイヤサイズ | 前 | 2.25-17-4PR |
| 後 | 2.50-17-4PR | |
| ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディング・トレーリング |
| 後 | 機械式リーディング・トレーリング | |
| 懸架方式 | 前 | ボトムリンク |
| 後 | スイング・アーム | |
| フレーム形式 | 低床バックボーン | |
(※)〈 〉内の数字はデラックスタイプ
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