本田技研工業(株)は、経済性、耐久性、静粛性にすぐれた伝統の4サイクルエンジンを搭載、また乗りやすく走りやすいうえ、流行に左右されないデザインの独創性などが評価され、昭和33年の発売以来生産累計1,730万台〔昭和62年末現在。KDを含む。ホンダ調べ。〕を突破し、世界中の人々に愛され続けているホンダスーパーカブシリーズに、今回「ホンダスーパーカブ」50カスタムをベースとした30周年記念特別仕様車を追加し発売する。
発売日
4月4日
販売計画(国内・年間予定)
5,000台
全国標準現金価格
165,000円
〔北海道・沖縄は、5,000円高。その他一部離島は除く。〕
この「スーパーカブ」50カスタム30周年記念特別仕様車の主な特徴は次の通りである。
- ●車体色は、記念車にふさわしい深みのあるパールブルーを採用。
- ●30周年記念エンブレムをサイドカバーに装着。
- ●気品のあるゴールドカラーのフロントトップカバー、記念マーク入り のスペシャルキーを採用。
- ●リアキャリアに、マットを親切装備。
主要諸元
型式 | A-C50 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.835×0.660×1.030 | |
軸距(m) | 1.180 | |
最低地上高(m) | 0.130 | |
シート高(m) | 0.740 | |
車両重量(kg)〈 〉内は乾燥重量 | 78〈82〉 | |
燃費(km/L)30km/h定地走行テスト値 | 180 | |
エンジン型式・総排気量(cm3) | C50E〈空冷4サイクルOHC単気筒〉・49 | |
内径×行程(mm) | 39.0×41.4 | |
圧縮比 | 10.0 | |
最高出力(PS/rpm) | 4.5/7,000 | |
最大トルク(kg-m/rpm) | 0.52/4,500 | |
キャブレター型式 | PB78 | |
始動方式 | キック・セル式併用 | |
点火方式 | CDI式マグネット点火 | |
潤滑油容量(L) | 0.8 | |
燃料タンク容量(L) | 4.0 | |
変速機形式 | 常時噛合式4段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.181 |
2速 | 1.705 | |
3速 | 1.238 | |
4速 | 0.958 | |
減速比 1次/2次 | 4.058/3.230 | |
タイヤサイズ | 前・後共 | 2.25-17-4PR |
懸架方式 | 前/後 | ボトムリンク/スイングアーム |
「ホンダスーパーカブ」発売30周年の歩み
- ●昭和33年8月、空冷4サイクル・OHV〔オーバーヘッドバルブ〕49cm3エンジン搭載 の「スーパーカブ」C100を発売。(当時の標準現金価格55,000円。)
- ●昭和36年8月、2人乗りができる排気量54cm3の「スーパーカブ55」C105を発売。
- ●昭和40年12月、より力強い走りをもつ排気量87cm3の「スーパーカブ90」を発売。
- ●昭和41年5月、より高性能で扱い易いOHC〔オーバーヘッドカムシャフト〕エンジン搭載の「スーパーカブ」C50を発売。併せて63cm3の「スーパーカブ65」を発売。
- ●昭和42年4月、生産累計500万台を達成。
- ●昭和49年9月、生産累計1,000万台を達成。
- ●昭和57年4月、燃焼効率の向上と、回転、摺動部の摩擦抵抗低減を徹底追求し、リッター当りの燃料消費量150km(30km/h定地走行テスト値)を実現した「スーパーカブ」 50スーパーデラックスを発売。
- ●昭和58年1月、生産累計1,500万台を達成。
- ●昭和58年2月、リッター当りの燃料消費量180km(30km/h定地走行テスト値)を 実現し、いっそう経済性を高めた「スーパーカブ」50スーパーカスタムを発売。
- ●昭和62年末現在、生産累計1,730万台を突破。
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