本田技研工業(株)は、本格的なトライアル競技や、ツーリング走行など悪路走破性の高さで好評のトライアルバイク「ホンダ・TLM200R」の装備・機能を改良するとともに、軽快なカラーリングを採用して2月28日から発売する。
装備面では、コンパクトタイプのキー付タンクキャップを新たに採用したり、機能面では、吸・排気系の見直しにより、加速騒音の低減をはかっている。また最終減速比を変更し、市街地からツーリング走行までより巾広い使い勝手となっている。
新たに採用したカラーリングは、(株)ホンダレーシングから発売され好評の、競技専用車TLM240Rと同一の車体色であり、ホイールリムにもホワイト塗装を採用したこととあいまって、より軽快でスポーティなものとしている。
販売計画(国内・年間)
3,000台
全国標準現金価格
329,000円
―価格据置き―
(北海道・沖縄及び一部離島を除く。)
従来からの特徴
エ ン ジ ン
軽量・小型設計の空冷・2サイクル単気筒・193cm3。低速から粘り強く、しかもなめらかでコントロールしやすい出力特性である。
フ レ ー ム
軽量・コンパクト設計でしかも高剛性のダイヤモンド式。フレームを活用したオイルタンクやバッテリーレスの電装システムなど、徹底した軽量化をはかっている。
サスペンション
後輪には路面追従性のよいホンダ独自のトライアル車専用プロリンク・サスペンション。前輪には180mmのクッションストロークを確保したエアアシスト・サスペンション。
標準現金価格は、
標準現金価格は、従来モデルに対し据置きとしている。
主要諸元
型式 | MD15 | |
全長(m) | 2.010 | |
全幅(m) | 0.820 | |
全高(m) | 1.075 | |
軸距(m) | 1.320 | |
最低地上高(m) | 0.315 | |
シート高(m) | 0.770 | |
車両重量(kg) | 92 | |
乾燥重量(kg) | 86 | |
乗車定員(人) | 1 | |
燃費(km/L) | 50.7(50km/h定地走行テスト値) | |
最小回転半径(m) | 1.5 | |
エンジン型式 | MD15E空冷2サイクルピストンリードバルプ単気筒 | |
総排気量(cm3) | 193 | |
内径×行程(mm) | 67.0×55.0 | |
圧縮比 | 7.2 | |
最高出力(PS/rpm) | 13/5,500 | |
最大トルク (kg-m/rpm) |
1.9/4,000 | |
キャブレター型式 | PE63 | |
始動方式 | プライマリーキック | |
点火方式 | 無接点式CDI | |
潤滑方式 | 分離潤滑式 | |
潤滑油容量(L) | 0.6 | |
燃料タンク容量(L) | 6 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.090 |
2速 | 2.461 | |
3速 | 1.888 | |
4速 | 1.421 | |
5速 | 1.000 | |
6速 | 0.703 | |
減速比(1次/2次) | 3.750/2.615 | |
キャスター(度) | 23°00′ | |
トレール(mm) | 56 | |
タイヤサイズ | 前 | 2.75-21-4PR |
後 | 4.00-18-4PR | |
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディングトレーリング |
後 | 機械式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック(円筒空気バネ併用) |
後 | スイングアーム(プロリンク) | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
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