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1986年10月28日 ニュースリリース

軽量でパワフルなホンダ草刈機「刈丸」UM-21を発売

 本田技研工業(株)は、軽量(乾燥重量58kg)で、手ぎわよく刈り取り作業ができる自走式のホンダ草刈機「刈丸」UM-21を11月4日より発売する。

 この草刈機は、公園、グラウンドの草刈りをはじめ、果樹園、休耕地など幅広い用途に適した草刈機として開発。

UM-21の特徴は
 草丈や密生度に応じて、レバー操作で4段階に開閉調節ができるハウジング(刈り刃カバー)を採用。加えて、前・後輪には、刈り高さを作業に応じて4段階(15mm・30mm・50mm・75mm)にそれぞれ調整できる機構も併せもっている。
 また、刈り幅は530mmと、ワイド設計になっており効率の良い草刈り作業を可能としている。
 さらに操作は、取り回しの楽なシンプル設計で、走行クラッチレバーを握ると走行、離すと停止。刈り刃は刈り刃クラッチレバーを握ると回転、離すとブレーキが作動し停止する機構になっている。また刈り刃クラッチレバーを単独で操作すれば、木の根元など狭い場所での作業(手押し作業)も容易にでき、取り回しに優れたものとなっている。
 エンジンは、専用OHVバーチカル(縦型クランク軸)4サイクルエンジンを搭載。低速から高速まで安定した出力を発揮できるものとしている。

販売計画〈国内年間予定〉

2,000台

全国標準現金価格

168,000円

主な特徴

  • 経済性、耐久性にすぐれ、静かで粘り強く安定した出力を発揮する強制空冷4サイクルGXV160(163cc・5.5PS/4,000rpm)エンジンを搭載。
  • 作業条件に合わせて、最適な車速が選べる前進2段の変速機を装備。
  • 刈り幅は、530mmとワイド設計の為、作業能率も大幅にアップ。
  • 長時間の作業に便利な、ロック機構付走行クラッチレバーを採用。
  • 草丈や密生度に応じて、ワンタッチ調整が可能なハウジングの採用。
  • 作業条件にあわせて適切な高さが選べる4段階調節式ハンドルを採用。

主要諸元

UM-21  
エンジン 型式 強制空冷4サイクルOHV-GXV160
総排気量(cc) 163cc
量大出力(PS/rpm) 5.5/4,000
燃料タンク容量(L) 2.0
フレーム 全長×全幅×全高(mm) 1,800×760×1,080
乾燥重量(kg) 58
刈幅(mm) 530
刈高さ調整幅(mm) 15・30・50・75
車速(m/S) 1速:0.5 2速:0.8
変速段数 前進2段
ハンドル高さ調整 4段階

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