本田技研工業(株)は、「ホンダ シティシリーズ」の装備や乗り心地をさらに充実。新たに、軽量・高剛性のF.R.M.アルミコンロッドを量産車として世界で初めて採用した低燃費のE IIIタイプや、実用的なUタイプを加え、全7タイプとして3月15日より発売する。
新型シティシリーズは、非対称フロントグリル(カブリオレを除く)や、可倒式ドアミラーを 採用するなど内・外装をさらに充実。また、静粛性や乗り心地の向上も計っている。
EIIIタイプは、量産車としてエンジンに世界初の軽量・高剛性(※1)F.R.M.アル ミコンロッドを採用。コンピューターにより混合気を最適な空燃比に制御する(※2)L.L. R.(リーン・リーン・リッチ)システムの採用などとあいまって、1.2lクラストップの低 燃費(24.0km/l10モード燃料消費率・運輸省審査値)を実現している。
Rタイプは、前・後輪の(※3)プログレッシブ・コイル・サスペンションの採用により、乗 り心地を向上。また、車体色と同色の大型樹脂バンパー(フロント・アクセサリーライト付)や、 バケットタイプのフロントシート、着脱式リアシート(ピロー付)なども採用。さらに、電子 チューナー付AMラジオやリアシェルフを装備するなど、充実した内・外装となっている。
Uタイプは、実用的で買い易い価格設定としながらも、ボディサイドにプロテクションラバー、 シートにフルトリコット地を採用している。
この他、ターボIIはアナログメーターや、リアシェルフを装備。カブリオレはメーターデザ インを変更。プロF/Tは、油圧真空倍力装置付ブレーキ(前・後輪)を採用するなど、各タイ プとも、より充実したものとなっている。
- ※1F.R.M.(Fiber・Reinforced・Metal)
金属材料に強化繊維を複合し、相互の特性を補完し機能向上した繊維強化金属材料。 - ※2L.L.R.(リーン・リーン・リッチ)システム
コンピューターにより低負荷時には、リーン(薄い)混合気に、中・高負荷時には、リッチ (濃い)混合気にきめ細かく制御する機構。 - ※3プログレッシブ・コイル・サスペンション
コイル(バネ)上部のスプリング径が太く、下部になるにつれて細くなっているもの。 これにより、通常走行時の小さなショックは細い部分で柔かく、大きな荷重がかかった場合 は、太い部分でしっかりと受けとめ、快適な乗り心地をもたらす。
販売計画(月間・国内)
シティシリーズ合計 3,000台
標準現金価格
(単位:千円)
東京 | 名古屋 | 大阪 | 福岡 | 仙台 | 札幌 | |
カブリオレ | 1,380 | 1,380 | 1,380 | 1,400 | 1,400 | 1,419 |
ターボII | 1,238 | 1,238 | 1,238 | 1,258 | 1,258 | 1,277 |
R | 845 | 845 | 845 | 865 | 865 | 884 |
EIII | 820 | 820 | 820 | 840 | 840 | 859 |
U | 730 | 730 | 730 | 750 | 756 | 775 |
PRO F | 684 | 684 | 684 | 704 | 710 | 729 |
PRO T | 611 | 611 | 611 | 631 | 637 | 656 |
※価格は、マニュアルミッション車。
※ロックアップ機構付ホンダマチックは、カブリオレ、Rに4万円高、Uに6万円高で設定。
※4ウェイ式スモークドガラスサンルーフは、ターボII、Rに4万円高で設定。
※仙台、札幌地区価格には、5千円の寒冷地仕様分を含む。
※寒冷地仕様のU、PRO T・Fは、 6千円のリヤウインド熱線含む。
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