本田技研工業(株)は、空冷4サイクルOHC単気筒エンジンを搭載、市街地から山野の未舗 装路まですぐれた走破性で好評のランドスポーツ車「ホンダXL125R」に、大容量タンクなど充実した装備をもつ「ホンダ・XL125Rパリダカール」タイプを新たに加え、3月18日 より発売する。
ホンダ・XL125Rパリダカール
このXL125Rパリダカールは、世界で最も苛酷なラリーと言われるパリ・ダカールラリー 出場車ホンダ・XL500R改をモデルに開発したもので、赤白紺のトリコロールカラーを大胆にデザインした大容量燃料タンクやシート、フロントオーバーフェンダーなど、各部にそのイメー ジを反映させたものである。
とくに、今回採用の17L入り大容量燃料タンクは、燃料経済性にすぐれた4サイクル単気筒 エンジン(60Km/L・50Km/h 定地走行テスト値)と相まって、少ない燃料補給回数で、より長距離のツーリングを楽しむことができる。また、幅広いライディングポジションが得 られるシート、泥はね防止に効果的なオーバーフェンダー、小物入れに便利なタンクバック、長距離ツーリングに適した大型リアキャリア、12V・3AHの小型高性能バッテリー、豊かな光 量の35W/35Wのヘッドライトなど、ランドスポーツ車にふさわしい充実した装備を備えて いる。
なお、パリダカールタイプは、昨年7月発売の「XL250Rパリダカール」とあわせ2機種 となった。
販売計画〈国内・年間〉
3,000台(予定)
全国標準現金価格
268,000円
(北海道、沖縄価格は5,000円高その他一部離島は除く)
パリ・ダカールラリーは、2輪から4輪まであらゆる車種の参加が認められており、毎年1月 1日パリを出発、地中海を渡りサハラ砂漠を縦断してアフリカ東海岸セネガル共和国の首都ダカールに到る全行程20日間、走行距離9,500Kmを走破する壮大なもので、世界で最も苛酷な ラリーと言われている。
主要諸元表
| 型式 | JD04 | |
| 全長×全幅×全高 (m) | 2.065×0.840×1.175 | |
| 軸距 (m) | 1.355 | |
| 最低地上高 (m) | 0.265 | |
| シート高 (m) | 0.840 | |
| 車両重量 (kg) | 123 | |
| 乾燥重量 (kg) | 109 | |
| 乗車定員 (人) | 2 | |
| 燃費 (km/l) | 60.0(50km/h定地走行テスト値) | |
| 登坂能力 (tanθ) | 0.40(約22度) | |
| 最小回転半径 (m) | 2.1 | |
| エンジン形式 | L125SE・空冷4サイクルOHC単気筒 | |
| 排気量 (cm3) | 124 | |
| 内径×行程 (mm) | 56.5×49.5 | |
| 圧縮比 | 9.4 | |
| 最高出力 | 12/9,000 | |
| 最大トルク | 1.0/7,500 | |
| 点火方式 | 無接点式CDI | |
| 始動方式 | プライマリーキック | |
| 燃料タンク容量 (L) | 17 | |
| 潤滑油容量 (L) | 1.1 | |
| クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
| 変速機 | 6段リターン変速 | |
| 変速比 | 1速 | 3.083 |
| 2速 | 1.941 | |
| 3速 | 1.400 | |
| 4速 | 1.130 | |
| 5速 | 0.923 | |
| 6速 | 0.785 | |
| 減速比 | 3.533 | |
| ブレーキ形式 (前・後) | 機械式リーディングトレーリング | |
| 懸架方式 | 前 | テレスコピック(円筒空気ばね併用) |
| 後 | プロリンク | |
| フレーム形式 | ダイヤモンド | |
| キャスター (度) | 27°50′ | |
| トレール (mm) | 118 | |
| タイヤサイズ | 前 | 2.75-21-4PR |
| 後 | 4.10-18-4PR | |
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