本田技研工業(株)は、発売以来、高い経済性と軽量スリムなバイクとして根強い人気を得ている空冷4サイクル・OHC・単気筒エンジンを搭載したツーリングスポーツ車「ホンダCB125JX」の燃費および動力性能を向上、同時に機能と装備を充実して、12月17日より発売 する。
この新型「ホンダCB125JX」は、吸排気系の一部改良などにより、最高出力(14馬力→ 15馬力)と、最大トルク(1.0kg-m→1.1kg-m)を向上させるとともに、燃費の向上(60Km/L→62Km/L・50Km/h定地走行テスト値)をも図っている。
サスペンションはロードスポーツ125ccクラスとしては初のフロント・エア・アシスト・ サスペンションを採用。リアには新設計のクッションダンパー、高剛性の角型断面スイングアーム、18インチ、リア・タイヤを採用、軽量スリムなボディ(乾燥重量100kg)とあいまっ て、軽快な取り廻しを可能にしている。
また、制動力の向上を図るためフロントに油圧式ディスク・ブレーキ、リアには大径130φドラム・ブレーキを装備している。
販売計画(国内・年間)
5,000台(予定)
標準現金価格
220,000円(北海道、沖縄および一部離島を除く)
その他の特長
○透過光式45度傾斜メーターパネル。
○明るく(35W/35W)、シャープな角型ヘッドライト。
○フレキシブルステー採用の前後ウインカー。
○自動施錠プッシュ式フューエルキャップ。
○左右キー付サイドカバー。
○ニューデザイン・パワーレバーと握りやすいグリップ・ラバー。
○左側グリップ部に集中した、合理的レイアウトのスイッチ類。
○シリンダー冷却効果を高める、エア・ガイド付フロント・フェンダー。
主要諸元
型式 | JC09 | |
全長(m) | 1.955 | |
全幅(m) | 0.745 | |
全高(m) | 1.070 | |
軸距(m) | 1.285 | |
最低地上高(m) | 0.160 | |
シート高(m) | 0.765 | |
車両重量(kg) | 110 | |
乾燥重量(kg) | 100 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L) | 62(50km/h定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | 0.36(約20度) | |
最小回転半径(m) | 2.0 | |
エンジン型式 | JC09E(空冷4サイクルOHC単気筒) | |
総排気量(cm3) | 124 | |
内径×行程(mm) | 56.5×49.5 | |
圧縮比 | 9.2 | |
最高出力(PS/rpm) | 15/10,000 | |
最大トルク(kg-m/rpm) | 1.1/9,000 | |
キャブレター型式 | PD19 | |
始動方式 | プライマリーキック | |
点火方式 | バッテリ点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | 1.1 | |
燃料タンク容量(L) | 11 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.769 |
2速 | 1.882 | |
3速 | 1.400 | |
4速 | 1.130 | |
5速 | 0.960 | |
キャスター(度) | 28°05′ | |
トレール(mm) | 97 | |
タイヤサイズ | 前 | 2.75-18-4PR |
後 | 3.00-18-4PR | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 機械式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック(円筒空気バネ併用) |
後 | スイングアーム | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
お客様からのお問い合わせは、 「お客様相談センター 0120-086819(オーハローバイク)」へお願い致します。