本田技研工業(株)は、市街地、高速道路から、山野の未舗装路まで快適に走破できる4サイクル・OHC・194cc単気筒エンジン搭載のランド・スポーツ車「ホンダ・XL200R」 を10月20日より発売する。
このXL200Rは、パワフルで使い易い出力特性を発揮する軽量・コンパクトな空冷4サイクルエンジンを搭載(最高出力:18PS/8,000rpm 最大トルク:1.7kg-m/ 6,500rpm)。さらに、このエンジンと軽量・コンパクト設計の車体、低いシート高など があいまって余裕あるライディングポジションを確保、悪路での取り廻し性能を向上させている (乾燥重量:106kg シート高:84cm)。また、悪路から舗装路まですぐれた操縦性、 走破性と快適な乗り心地を発揮させるため、ホンダ独自のフロントフォーク機構(フォークパイプとボトムケースのフリクション低減を図る)採用のフロントエアサスペンションを装備、リヤには国内外の数々のレースで実績を示したプロリンク式を採用している。
スタイリングは、大型フェンダー、タンクやシート形状にいたるまで徹底した機能優先のデザインにより、オフロード感覚あふれるものとなっている。
これにより、XLシリーズは6機種7タイプと充実、より幅広いユーザーの要望に応えられるものとなった。
販売計画は、
国内年間6,000台を予定している。
標準現金価格は、
278,000円。
(北海道・沖縄価格は5,000円高 一部離島を除く)
その他の主な特長
- ○始動が容易なキック連動式デコンプを採用。
- ○プロリンクは、高張力鋼管による角型断面中空リアフォークを採用し、軽量で高い剛性を実現。
- ○精悍なメーターバイザーや不整地でエンジンをガードする大型アルミスキットプレートを装備。
- ○信頼性の高いハロゲンヘッドランプを装備(35/36.5W)。
- ○可倒式のチェンジ・ブレーキペダルの採用。
- ○バネ下重量の軽減を図るアルミ合金リムを前後輪に採用。
- ○12V・3Aのコンパクトなバッテリーを採用。
主要諸元
型式 | MD06 | |
全長×全幅×全高 (m) | 2.140×0.845×1.205 | |
軸距 (m) | 1.370 | |
最低地上高 (m) | 0.270 | |
シート高 (m) | 0.840 | |
車両重量 (kg) | 114 | |
乾燥重量 (kg) | 106 | |
乗車定員 (人) | 2 | |
燃費(km/L) | 57(50km/h 定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | 0.40(約22度) | |
最小回転半径 (m) | 2.1 | |
エンジン型式 | MD06E 空冷4サイクルOHC単気筒 | |
排気量 (cm3) | 194 | |
内径×行程 (mm) | 65.5×57.8 | |
圧縮比 | 9.2 | |
最高出力 (PS/rpm) | 18/8,000 | |
最大トルク(kg-m/rpm) | 1.7/6,500 | |
キャブレター型式 | PD61 | |
点火方式 | 無接点式 CDI | |
始動方式 | プライマリーキック | |
燃料タンク容量 (L) | 8.0 | |
潤滑油容量 (L) | 1.1 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.769 |
2速 | 1.722 | |
3速 | 1.272 | |
4速 | 1.000 | |
5速 | 0.777 | |
減速比 | 3.307 | |
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディングトレーリング |
後 | 機械式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック(円筒空気ばね伴用) |
後 | プロリンク | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
キャスター (度) | 28°30′ | |
トレール (mm) | 137 | |
タイヤサイズ | 前 | 2.75-21-4PR |
後 | 4.10-18-4PR |
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