本田技研工業(株)は、徹底した実用性(積載機能)を重視した野性的な感覚をもつ50ccレジャーバイク「ホンダ モトラ」を6月10日より発売する。
このホンダ モトラは、多彩な道具を積める大型キャリアを装備するなど、アウトドアライフを充分楽しむ目的で数々の装備を盛り込んだ設計となっている。
エンジンは、粘り強さ、耐久性で定評の4サイクルエコノパワーエンジン(空冷49cc単気 筒4.5馬力エンジン)を搭載。しかも通常の3速に低速3速をプラスしたサブミッションを装備。荷物を載せて坂道を登るときなどの場合にもサブミッションを使えば、パワフルな登坂性性 (登坂力約23度)を発揮することができる。
ボディの前後には、たっぷり積める丈夫なパイプフレームの大型キャリアを装備。とくに、フレームに固定したフロントキャリアは荷物を積んでも安定した操縦性が得られるように配慮して いる。
また、荷物の重さや路面の状態に合せてクッションの強さが微調整でき、しかも調整位置がひと目でわかるレベライザー付リアサスペンションとワイドでブロックパターンのタイヤとによっ て、重い荷物を載せても安定した走行が楽しめるものとなっている。(※)
※50ccバイクの最大積載量は30kgまでとなっている。
さらに、ボディ前方寄りに設けた新設計のメインスタンドは、ロック機構付で、左ハンドル手元の解除レバーを引きながらでないとスタンドの操作が出来ない安心設計となっている。
スタイリングは、前後にせり出したキャリア、がっちりしたフレームとサイドパネルが野性味あふれるアウトドアバイクのイメージを一段と強調している。
これによりホンダの50ccレジャーバイクは7機種10タイプとより充実したシリーズとなった。
販売計画は、
年間45,000台を予定している。
標準現金価格は、
165,000円
(北海道・沖縄価格は3,000円高、一部離島は除く)
である。
主な特長
- ○4サイクルエンジンの特徴である経済性、耐久性などに優れた空冷49cc単気筒4.5馬力エンジンを搭載。
- ○通常の3速に低速3速をプラスしたサブミッション付。高低レンジの切換えはワンタッチレバー操作。
- ○数々の装備の採用。
- ・たっぷり積める丈夫なパイプフレームの大型キャリアを前後に装備。
- ・積荷の重さや路面の状態に合せてリアクッションの強さを微調整でき、調整位置が一目でわかるレベライザー付リアサスペンション。
- ・ボディ前方よりに設けた新設計のロック機構付スタンド。
- ・ワイドでブロックパターンのタイヤ。
主要諸元
全長 (m) | 1.655 | |
全幅 (m) | 0.740 | |
全高 (m) | 0.975 | |
軸距 (m) | 1.125 | |
乾燥重量 (kg) | 76 | |
シート高 (m) | 720 | |
フレーム形式 | バックボーン | |
タイヤサイズ | (前) | 5.40-10-4 PR |
(後) | 5.40-10-4 PR | |
エンジン種類 | AD05E | |
冷却方式 | 空冷 | |
キャスター/トレール (mm) | 27°00/44 | |
総排気量 (cm3) | 49 | |
内径×行程 (mm) | 39.0×41.4 | |
最高出力 (PS/rpm) | 4.5/7,500 | |
最大トルク (kg-m/rpm) | 0.46/5,500 | |
圧縮比 | 9.8 | |
始動方式 | キック | |
点火方式 | CDI | |
燃料タンク容量 (L) | 4.5 | |
変速機形式 | 3段新ロータリー×2(サブミッション付) | |
変速比 | 1速 | 3.272 |
2速 | 1.823 | |
3速 | 1.190 | |
(副変速機) 高 | 1.000 | |
(副変速機) 低 | 1.459 | |
燃料消費率 (km/l) | 100.0(30km/h定地走行テスト値) | |
緩衝装置 | (前) | テレスコピック式 |
(後) | スイングアーム式 | |
キャブレター型式 | PB59 | |
バッテリー性能 | 6V-2AH | |
登坂能力 (tanθ) | 0.42(約23°) |
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