本田技研工業(株)は、好評のホンダホークシリーズに、走行性能のすぐれた、新鮮な車体デザインのスポーツ車「ホンダ ホークCB250N」を加え、7月21日より発売する。
ホークCB250N
このホンダ ホークCB250Nは、軽快な操縦性で好評のホンダ〈ホークCB250T〉をも とに、6速ミッション、前輪ダブルディスクブレーキを装備するなど、走りに徹したスポーツモ デルの2輪車として開発したものである。
また、このホンダホークCB250Nには、アップハンドルとセミフラットハンドルを用意し ている。
生産計画は、
年産21,000台(輸出を含む)を予定している。
標準現金価格は、
339,000円(北海道、一部離島を除く)である。
ホンダホークシリーズは、このホークCB250Nと、ホークCB250T、ホークIICB400T、ホークII CB400Tホンダマチック付、ホークIIICB400Nで5タ イプがそろい一段と充実、より巾広いユーザーに応えられるものとなった。
主な特長
エンジン
- ・排気量249cc、OHC2気筒6バルブ、26馬力の高性能エンジンを搭載。
- ・適切な駆動力を引きだす6速ミッションを装備、エンジン性能とあいまって、卓越した走りを発揮する。
- ・点火装置には、確実な点火と、メンテナンスフリーのCDI方式を採用。
車 体
- ・燃料タンク、低くスリムなシート、後方に位置したフートレストなど、軽快で新鮮な車体デザインとしている。
- ・軽量なうえ、適度のしなやかさと剛性をかねそなえた、コムスターホイールを採用。さらに、偏平タイヤ、ショック吸収性のよい前後サスペンションなどとあいまって、路面追従性にすぐれた軽快な走行、俊敏な操縦性を可能としている。
- ・ブレーキは、走行性能の向上にともない、前輪ダブルディスクブレーキを装備、適確な制動能力を得て、余裕のある走行が楽しめる。
- ・ブレーキ液の確認しやすいマスターシリンダータンク、視認性のよい大型インジケーターランプを採用するなど、安全走行への細心の配慮も行っている。
ホーク CB250N 主要諸元
| 全長 (m) | 2.100 | |
| 全幅 (m) | 0.820(0.740) | |
| 全高 (m) | 1.115(1.085) | |
| 軸距 (m) | 1.395 | |
| 車両重量 (kg) | 整備:185,乾燥172 | |
| 最小回転半径 (m) | 2.2 | |
| 燃料タンク容量 (L) | 14 | |
| 燃料消費率 (km/L) (50km/h定地走行テスト値) |
40 | |
| 登坂能力 (tanθ) | 0.42 | |
| エンジン形式 | 空冷4サイクルOHC2気筒 | |
| 総排気量 (cm3) | 249 | |
| 内径×行程 (mm) | 62.0×41.4 | |
| 圧縮比 | 9.4 | |
| 最高出力 (PS/rpm) | 26/10,000 | |
| 最大トルク (kg-m/rpm) | 2.0/8,500 | |
| 始動方式 | セルフ式キック式併用 | |
| 潤滑方式 | 圧送式飛沫式併用 | |
| 潤滑油容量 (L) | 3.0 | |
| 一次減速比 | 3.125 | |
| 変速比 | 1速 | 2.733 |
| 2速 | 1.947 | |
| 3速 | 1.545 | |
| 4速 | 1.280 | |
| 5速 | 1.074 | |
| 6速 | 0.931 | |
| 最終減速比 | 2.733 | |
| フレーム形式 | ダイヤモンド式 | |
| 懸架方式 (前) | テレスコピック式 | |
| 懸架方式 (後) | スイングアーム式 | |
| キャスター (度) | 27°00′ | |
| トレール (mm) | 92 | |
| タイヤサイズ | (前) | 3.60S18-4PR |
| (後) | 4.10S18-4PR | |
| ブレーキ形式 | (前) | 油圧式ダブルディスク |
| (後) | 機械式リーディングトレーリング | |
( )内はアップハンドル
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